第4回滋賀県医師キャリアサポートセンター懇談会の開催しました
令和2年1月23日(木)17時半より滋賀医科大学 基礎研究棟 多目的室1・2にて、第4回滋賀県医師キャリアサポートセンター懇談会を開催しました。
今回の懇談会は、滋賀医科大学 母子診療科 大橋瑞紀先生に『産婦人科医としての臨床・研究・出産育児~環境が変わってもやりたいことを続けていくために~』というテーマでお話いただき、医学生5年生2名、4年生3名、2年生1名、1年生1名の計7名の参加がありました。
大橋先生は、本学卒業後、公立甲賀病院の初期研修を経て、滋賀医科大学の産科学婦人科学講座に入局。同大学のリーディングプログラム博士課程に入学。産休・育休を経て、現在は、滋賀医科大学 母子診療科で後期研修に励んでおられます。
ご自身の「やりたいことと人生プラン」というお話の中では、まずやりたいこと(譲れないこと)は何かを考えてみる。そこに妊娠出産で予定、環境が変わっても、理想のプランを周囲にとらわれずに、自分の現状に合せて、何を優先するかで再考し、プランを変更することを躊躇しない。BestじゃなくてもBetterな選択肢を探し出す。多少の妥協を恐れずにやりたいことを諦めずに続けられるようにと、ご自身の体験談を話され、これからのキャリアプランを考える参加学生に、参考になるお話をして下さいました。
参加学生からは「貴重なお話を聞けて、有意義な時間でした。」「研究、臨床のどちらも続けていきたいと思っているので、励みになりました。」「臨床医か研究医かという進路はまだ明確ではないので、先輩の先生がキャリアに対して、どのように考え、どういう選択をしたかという内容を聞けて良かったです。」との意見がありました。

