はじめに

ごあいさつ


  • 滋賀医科大学医学部看護学科基礎看護学講座(生化学・薬理学・栄養学)教授  馬場重樹


    本講座は1994年(平成6年)の看護学科開設以来、基礎看護学講座(生化・栄養)として
    初代の佐伯教授、加藤教授、佐々木教授と引き継がれており、2024年で開講以来30年を迎
    えます。2023年4月1日からは名称が看護学科基礎看護学講座(生化学・薬理学・栄養学)
    に変更され、小生が担当することとなりました。講座運営としては従来どおり、看護学科
    では生化学・栄養学、薬物治療学、診断と治療Iを、修士課程では特定行為領域 栄養管理
    学実習を主に担当させていただきます。
    消化器内科医として今まで教育、研究、臨床、学会活動などに携わってきました。2017
    年に栄養治療部に配属されてからは佐々木教授のもと臨床栄養について深く学ばせていた
    だき、本講座を担当させていただく契機となりました。もともと消化器内科医として炎症
    性腸疾患を軸とした小腸内視鏡、腸内細菌叢などの研究を行っておりましたが、これらの
    経験をいかしながら本講座の運営に当たりたいと考えております。
    特定行為領域では附属病院の看護師特定行為研修センターなどと連携しながら胃瘻など
    の瘻孔管理や末梢挿入型中心静脈カテーテルを中心に担当をさせていただく予定です。皆
    様にご指導をいただきながら講座運営に努めてまいりますので何卒よろしくお願い申し上
    げます。