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機能集約、地域密着、医療安全推進病院の
実現を目指して
きたいと思
これからは、
体制整備を進めて
臨床教育センター機
と協働して研修医のサポ
県医師キャリアサポートセ
医師のキャリアアップのた の
りを進めていくことが期待されて
経営面から見ても、 本院は平成
23年度の病
床稼働率が
90・4%とほぼ最大に近い状態と
なり、 診療報酬請求額も約183億円と、 国
大学附属病院の中では、 病床数あたりで示す
とかなり上位に位置しています。 しかし、 更に
重要なのは、 いかに良い医師・ 看護師を地域で
養成していくかということで、 そのために必
要な基盤整備をすすめることが求められてい
ます。 
一方、 患者さんには、 快適な環境下で安心し
て治療を受けていただき、 満足して帰ってい
ただけるよう、 患者さんが主体と る医療の
提供を目指します。 それと同時にスタッフに
とっても、 やりがいをもって働けて、 社会に貢
献していると感じることができる病院 した
いと思います。 これは医療の原点となる、 最も
重要な部分です。
更に、 地域への貢献だけでなく、 広くアジア
における医療支援を視野に入れて、 医療技術
やシステムで本院が勝っている部分を どの
ように活かしていくかも今後の課題になると
思います。 アジアに開かれた病院として、 医師
や看護師、 その他のコメディカルスタッフの
研修を受け入れたり、 また、 指導に出向いたり
する交流を通じて、 アジアの国々と友好関係
を結ぶ一つの手段として、 医療を基盤に貢献
していけ よう努力し いきたいと考えてい
ます。
病 院 再 開 発 の 経 過
年 月
出 来 事
平成 17年 6月 新(D)病棟工事着工(病院再開発工事スタート)
19年 8月 新(D)病棟完成
9月 D病棟への移転
10月 C病棟改修工事着工
20年 3月 C病棟改修工事完成
6月 C病棟への移転
11月 A・B病棟改修工事着工
21年 2月 新手術棟新営工事着工
5月 A病棟(旧A病棟側)移転(NICU、GCUを含む)
8月 新手術棟新営工事完成
11月 新手術棟への移転
11月 A病棟(旧B病棟側)移転
12月 外来棟・中央診療棟改修工事着工
22年 2月 A・B病棟改修工事完成
2月 ~11月 脳神経センター、歯科口腔外科、整形外科、小児科等の外来の移転 救急部の移転
23年 2月 旧手術室の改修完了(手術室14室に)
4月 循環器・呼吸器内科、心臓血管・呼吸器外科等、外来の移転
7月 ICU・CCUの工事完了(6→12床)
10月 皮膚科、泌尿器科等、外来の移転
24年 2月 外来棟・中央診療棟改修工事完成
3月 総合受付の移転