診断の精度を高め、病態の本質に迫る
当部門では、臨床現場での疑問(Clinical Questions)を起点とした「人体病理学」ならではの研究を展開しています。 形態学を基盤としつつ、最新の分子解析やAI技術を融合させることで、より精密な病理診断法の開発と、疾患メカニズムの解明を目指しています。
伝統的形態学とゲノム解析の統合
服部名誉教授から続く当講座の伝統的消化管病理を尊重しつつ、次世代シーケンサーを活用した癌ゲノム研究との統合を行っています。治療に伴うクローナリティ―の動態をトラッキングすることで個別治療に生かす糸口を探索しています。
- FFPE検体を用いた超並列シーケンス技術の最適化
- がん微小環境における免疫チェックポイント分子の探索
デジタルパソロジーとAIを用いた診断支援
病理組織スライドをデジタル化し、深層学習(ディープラーニング)を用いて癌細胞の自動検出や悪性度評価を行うアルゴリズムを開発しています。病理医の診断をサポートし、より客観的で再現性の高い評価システムの構築を目指しています。
- Whole Slide Imaging (WSI) を用いた画像データベースの構築
- AIによる希少癌の組織型判別補助
論文リスト
Publications2026
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2025
Early Stage Crohn's Disease-Associated Small Bowel Adenocarcinoma at Ileal Stenosis Detected by Balloon-Assisted Enteroscopy
Am. J. Gastroenterol 2025;120:2750–2751. | Doi: 10.14309/ajg.0000000000003484
Osseous Sarcoid-like Reaction in Sigmoid Colon Cancer Requiring Differentiation from Bone Metastasis
Intern Med 64: 2317-2322, 2025 | Doi: 10.2169/internalmedicine.4761-24
Sizes of amyloid-β oligomers predicted using atomic force microscopy and two-point crosslinked dimers as standards
Chem. Comm., 50, 2025 | Doi: 10.1039/D5CC00856E
Identification of the binding site and immunoreactivity of anti-Aβ antibody 11A1: Comparison with the toxic conformation-specific TxCo-1 antibody
B.B.R.C., 758, 2025 | Doi: 10.1016/j.bbrc.2025.151655
発表論文・実績
当部門の最新の業績については、
各メンバーのResearchmapページをご参照ください。