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2013年10月01日

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博士課程教育リーディングプログラムに採択されました。

   非感染性疾患(Non-Communicable Disease、以下NCD)は先進国のみならず世界規模で急増しており、21世紀の健康問題の核心的課題として位置づけられています。国際連合の現事務局長が「NCDの克服こそが国際連合の使命」と位置付け、国連NCDサミットを開催していることからも、そのことは明らかであり、各国政府関係者および学術機関は現在、連携を図っています。NCDはがん、脳心血管疾患、およびその危険因子である糖尿病・高血圧・脂質異常症など生活習慣病の増加という形で顕在化し、アジア新興国において特に深刻な健康問題となっています。いま、アジア太平洋州における健康問題の解決と健康寿命の延伸を実現するためのグローバルリーダー人材の育成が求められています。

   本プログラムでは、滋賀医科大学における充実した生活習慣病疫学研究の基盤を最大限に活用した教育を通じ、NCDに関する医学的知識、疫学方法論をはじめとした高度な科学技術、アジアの公衆衛生改善に対する構想力を兼ね備えた、産学官を横断する人的ネットワークをもつ、バランスのとれたリーダーを養成します。これにより、国内外の産学官の広い分野においてアジア太平洋州のトップリーダーとして活躍するNCD対策の専門家を育成します。

プログラムが育成するリーダー像

プログラムが育成するリーダー像

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