
多様な新ニーズに対応する「がん専門医療人材(がんプロフェッショナル)」養成プラン「高度がん医療を先導するがん医療人養成」は、平成29年度から5年間にわたり文部科学省からの財政支援を受け、京都大学を主幹校として滋賀医科大学、三重大学、大阪医科薬科大学、京都薬科大学の5大学が連携し、世界のトップクラスのがん医療・研究施設への短期海外研修、合宿研修会、シンポジウム等の多彩な企画を通じて、専門的知識と高度な技術、確固たる倫理観を兼ね備えた多くの博士研究者・がん専門医療人の養成を行ってきた事業です。
本学においては、大学院医学系研究科博士課程医学専攻・高度医療人コースの中にがん専門医療人養成コース(本科4コース、インテンシブ3コース)を設置し、上記の企画を通じてライフステージに応じたがん集学的治療、小児・希少がん医療、ゲノム医療を担う医師・薬剤師等の養成を行ってきております。令和4年度からは上記に新たに放射線治療コースを加えた本科5コースとしてカリキュラムの充実をはかり、がん専門医療人の養成を推進していきます。