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クワタ リュウサイ 桑田立斎著 嘉永6年(1853)
佐竹永海が図を描いた。19世紀日本の数少ない小児科書の一つである。桑田立斎(1811〜1868)は、越後の村松家の生まれ。蘭医・坪井信道の弟子、1841年桑田玄真の養子となる。1842年江戸深川に小児科を開業。オランダ医師モ−ニケの伝えた牛痘種を幼児に接種したことは有名。生涯に7万人の子どもに接種した。『牛痘発蒙』の著者でもある。