看護師による「リンパ浮腫外来」を開設し6年目を迎えました。この外来では、主に乳がんや子宮がんなどの治療(手術や放射線治療)によって起こる、リンパ液の輸送障害を原因とする手足のむくみ(リンパ浮腫)を持つ患者様を対象に診療を行っています。
リンパ浮腫のケアは、セルフケアが重要で最も効果があると言われていますが、継続することが重要です。また、症状の辛さが周りに理解されないことも多く、患者さんは孤独感を持たれるようです。同じ症状を抱えながら生活されている方々が集い、思いを分かち合ったり生活やケアの工夫の情報を交換し合えることで、少しでもセルフケアを継続しようという意欲につながればと願い、昨年からリンパ浮腫外来のセラピストが主催する交流会を開催しています。
今年はあいにくの雨天ではありましたが、20名もの患者さん、ご家族が参加されました。体験を語り合い、共感したり励まされたりと、あっという間にお開きの時間となり、密度の濃い交流会となりました。
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交流会受付風景 |
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体験を語り合い、共有する 機会となりました |
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