平成27年2月18日(水)、里親学生支援室では、看護第1講義室においてFD・SD研修会をNPO法人滋賀医療人育成協力機構の後援として開催し、学内外から約40名の教職員の参加があり、有意義な研修になりました。
研修会では、まず、解剖学講座(神経形態学部門)の相見准教授から「里親学生支援室」が調査した「講義・実習中におけるスマートフォン・携帯電話等に関するアンケート調査」結果を基に、教職員がどのような対応をし、どのように考えているのか、また学生がどのような用途で使用し、どのような要望があるのかなどについての話がありました。
続いて、医療情報部 永田教授とマルチメディアセンター 重歳助教から、「知っているようで知らない情報化社会の変化 学生たちに何を教える必要があるのか?」と題してIT技術の進歩によってどの世代でも使える、知らなくても自然に使える時代となりコンピューターリテラシーが低下していることや、情報の発信や共有が簡単になったことによって発生している問題などについての話があり、SNSの具体的なしくみやリスク、またリスクに対してどのように対処すべきかを他大学のSNSガイドラインを参考に説明されました。
最後の垰田准教授(里親学生支援室長)の司会によるディスカッションでは、授業での先生方の講義資料の提示の仕方などについての意見交換を行ったほか、「マナーに関することや注意すべきことは、いろんなところで繰り返し説明していかないといけないのでは」などの意見がありました。また、教員や学生が自由に参加できる「教育を勉強する会」(仮称)を継続的に行っていきたいので、希望者は要望を寄せていただきたいとの呼びかけがありました。
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相見准教授によるアンケート結果の説明 |
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研修会の様子 |
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永田教授による講演 |
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ディスカッション司会の垰田准教授 |
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