林 義剛 特任助教

hayashi


2006年3月 麻布大学獣医学部動物応用科学科 卒業。
2008年3月 首都大学東京大学院理工学研究科生命科学専攻 修士号取得
2012年3月 首都大学東京大学院理工学研究科生命科学専攻 博士(理学)取得
2012年4月より現職。

 首都大学東京大学院では神経分子機能研究室(久永眞市 教授)に所属しつつ、東京都医学総合研究所(旧 東京都精神医学総合研究所)うつ病研究室、楯林義孝 室長のご指導のもと「フローサイトメーターを用いた新規脳細胞定量法の確立と精神疾患死後脳の解析」というテーマで研究を行ってきました。
 脳細胞定量法は従来脳組織を連続切片にし、その切片1枚1枚の細胞数を測定することで最終的に3次元構造である脳の細胞数を予測するステレオロジー法が用いられてきました。しかしながら、ステレオロジー法は多くの時間と労力を必要とするといった問題点もいくつかありました。そこで、従来の方法の問題点のいくつかを改善した新しい脳細胞定量法を確立し、大うつ病・双極性障害・統合失調症の死後脳の解析を行いました。
 この研究成果の一部は、研究紹介のページにて簡単に説明しているのでご覧いただければと思います。
 これからは等教授の下、これまでの研究経験を活かしマウスやサル脳などを用いた研究や、それだけではなく新しいテーマでの研究にも従事していきたいと考えています。

 

Selected publications

  • Hayashi Y, Nihonmatsu-Kikuchi N, Hisanaga S-i, Yu X, Tatebayashi Y. (2012) Neuropathological similarities and differences between schizophrenia and bipolar disorder : a flow cytometric postmortem brain study. PLoS One 7, e33019
  • Hayashi Y, Nihonmatsu-Kikuchi N, Hisanaga S-i, Tatebayashi Y. (2011) A novel, rapid, cell-counting method for unfixed frozen brains comprehensively quantifies at least four neural cell populations. Mol Psychiat 16, 1155
  • Hayashi Y, Nihonmatsu-Kikuchi N, Yu X, Ishimoto K, Hisanaga S-i, Tatebayashi Y. (2011) A novel, rapid, quantitative cell-counting method reveals oligodendroglial reduction in the frontopolar cortex in major depressive disorder. Mol Psychiat 16, 1156-1158
  • 楯林義孝, 林義剛. (2011) 気分障害の死後脳研究 A postmortem brain study for mood disorders. 精神医学 (Clinical Psychiatry) 53, 393-401
  • Hirai K, Kuroyanagi H, Tatebayashi Y, Hayashi Y, Hirabayashi-Takahashi K, Saito K, Haga S, Uemura T, Izumi S. (2010) Dual role of the carboxyl-terminal region of pig liver L-kynurenine 3-monooxygenase: mitochondrial-targeting signal and enzymatic activity. J Biochem 148, 639-650