研究医コース   Topics   

2017年3月 

   浜松で開催された日本生理学会に、学部学生
  の中路君が参加してポスター発表しました。

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   以下は、中路君の学会参加記です。

  「浜松で開催されました第94回日本生理学会においてポスター
  発表をさせていただきました。これまでも何度か学会には参加
  させていただいておりましたが、今回は自分のデータを携えて
  の初めてのポスター発表でした。

   多くの方が関心を持ってポスターの前で立ち止まり私の説明
  を聞いてくださいました。みなさんからいただく質問に対して
  説明をするなかで、自分の理解の甘い部分や間違いを見つける
  ことができ、今後の課題を明確にすることができました。また、
  各方面の先生方から私が学部生だということもあり、多くの温
  かいアドバイスをいただくことができました。

   できるだけ完成したものを学会に持っていくことは理想です
  が、医学部の学部生として授業や実習がある中でやれるだけの
  ことをやって学会発表の場で鍛えていただくというのも、学会
  に参加する意義だと感じています。」

   随分と刺激を受けたようですね、とても良い経験になったと
  思います。

2016年11月 

   サンディエゴで開催されたアメリカ神経科学会に、学部学生
  の田中さん・石田君が参加しました。

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   以下は、田中さんの学会参加記です。

   「今回わたしはアメリカ サンディエゴで開催されたSociety
  for Neuroscience Annual Meeting2016に参加した。

   わたしにとっての一番大きなイベントは、もちろんポスター
  発表すること。わたしは海外で学会に参加するのも英語で発表
  するのもこれが初めてで、当日、会場でポスターを貼ってその
  前に立つと、緊張に飲み込まれそうになった。

   とはいえ、ひとは来る。恐る恐る話しかけてみる。すると、
  関心を共有するひとたちがわたしの説明に耳を傾け、質問して
  くれたりコメントをくれたり、インタラクションが生まれた。
  割り当てられた時間が終わってみると、あれほど緊張していた
  のに、膨大なポスターのなかでわたしたちの発表に関心を寄せ
  てくれるひとがいてくれたことにエンカレッジされ、さらに、
  (スムーズにプレゼンできたとは言い難いのに)...楽しかった
  ...かも?とさえ感じていたのには我ながら驚きである。

   3日間学会に参加したが、neuroscienceの名のもとに展開
  される幅広い研究に圧倒された。自分たちの発見を生き生きと
  語る科学者たちの表情が印象に残っている。研究の世界の広が
  りを感じられたこと、自分が今できることを今後もコツコツと
  続けていこうという気持ちを強くできたこと、そして、もっと
  もっと発信できるようになりたい、という欲(!)が思いがけず
  芽生えたことが、SfNに参加してわたしが得た成果である。」

  とっても楽しかったようで、何よりです。

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2016年9月 

   学部2年生の中路君・津田君が日本神経化学会 (福岡)
  の若手研究者育成セミナーに参加しました。

   「登録研究医・学部2年の中路です。おなじく2年の津田君と
  ともに日本神経化学会の若手研究者育成セミナーに参加させて
  いただきました。

   この若手セミナーは二部構成となっていて、前半のセミナー
  では、最前線で活躍されている先生方の講義をゼミ形式で聞く
  ことができます。先生との距離も近く、先生方の研究にかける
  アツい思いを聞くことができるのでとても刺激になります。

   後半のフリーディスカッションでは、著名な先生方や、マス
  ターコース、ドクターコースの学生たちとともに一歩踏み込ん
  だ研究の話やプライベートな話をざっくばらんに聞くことがで
  きます。

   医学系だけではなく他分野(理学系)の方々もたくさん参加
  されているので、医学部とは異なる発想に触れることができ新
  鮮です。みなさんと仲良くなれますし、いろいろなことを相談
  したりアドバイスをもらったりできるところが、私にとっては
  一番の収穫でした。」

2016年3月 

   登録研究医の田中さんが、東京で開催された第9回神経
  発生討論会でポスター発表しました。さらに同月の日本生
  理学会 (札幌)には、山下さんと中路君が参加しました。

   できれば、自分のデータを持って学会に参加すれば、よ
  り一層楽しめると思います。

2015年9月 

   ラボに所属する登録研究医の田中さん・足助君・山下さ
  んがスタッフとともに日本神経化学会 (大宮)に参加し、
  ポスター発表しました。足助君と山下さんは若手研究者育
  成セミナーにも参加して、シニア研究者との交流を深めま
  した。

   研究医コースの学生は、できるだけ積極的に学会参加し
  て、多くの人と意見交換して欲しいと思います。

2015年3月 

   登録研究医の黒田杏理さんが、夢を生きる女性のための
  教育・訓練賞 (旧・ソロプチミスト女性に機会を与える賞)
  を受賞しました。とみんなで喜んでいるところに、「基礎
  研究医養成奨学金」に採択されたという知らせが、時を同
  じくして飛び込んできました。

   2013年・2014年のアメリカ神経科学会に連続して研究
  の進捗を発表してきたことが評価されたのだと思われます。

   おめでとうございました!

2014年11月15-19日 

   登録研究医の黒田杏理さん・石田正平君が、ワシントン
  DCで開催されたアメリカSociety for Neurosciecneに参加
  してポスター発表しました。下段右端は、宇田川教授ラボか
  らSFNに参加した登録研究医の金子君です。

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   発表のあと、くつろぐ皆さん。お疲れ様でした。左から
  2番目はハーバード大でポスドクをしている谷口さんです。


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2014年11月 

   今年も登録研究医の黒田杏理さん・石田正平君がアメリカ
  Society for Neurosciecneの年次大会で発表する予定です。
  参加記をいずれ掲載しますので、お楽しみに。


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   学会発表を前に慌てて実験する黒田さん(左)と、ポスター
  レイアウトについて夜中までディスカッションする(もしくは
  混迷を深める)発表者達。

2013年11月9-13日 

   4回生の黒田杏理さんがアメリカサンディエゴで開催された
  Society for Neurosciecneの年次大会に参加し、哺乳類の大脳
  皮質発生における転写因子 Krüppel-like factor 5 (KLF5) の
  働きを調べた研究をポスター発表しました(黒田さんの学会参
  加記はこちら)。

   ポスターはこちらからご覧になれます(ダウンロードは大学
  内からのみに制限しています)。

   多くの研究者達とディスカッションしました。等 教授がトロ
  ント大学に留学した時のボスである Derek van der Kooy 教
  授も見に来てくれました。

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   夜は、林君や渕上君が大学院時代に指導していただいた首都
  大学東京・久永真市教授のグループとメキシコ料理を楽しみま
  した。

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過去の抄読会   

  論文のダウンロードはこちらのページから。
(大学内からのみに制限しています)

  • 第60回(2017年10月5日)

    抄読会担当: 統合臓器生理・等
    課題論文 Nat Genet 49; 1061-1072, 2017

  • 第59回(2017年9月21日)

    抄読会担当: 分子生理化学・永澤
    課題論文 Cell Rep 19; 1176-1188, 2017

  • 第58回(2017年9月7日)

    抄読会担当: 動物生命科学・依馬
    課題論文 Nature 548; 413-419, 2017

  • 第57回(2017年7月13日)

    抄読会担当: 分子生理化学・寺田
    課題論文 Science 356; 503-508, 2017

  • 第56回(2017年6月29日)

    抄読会担当: 神経形態学・金田
    課題論文 Cell 169; 132-147, 2017

  • 第55回(2017年6月15日)

    抄読会担当: 神経難病研究センター・守村(直)
    課題論文 Science 356; 73-78, 2017

  • 第54回(2017年6月1日)

    抄読会担当: 神経難病研究センター・守村(敏)
    課題論文 Science 353; aah3374, 2016

  • 第54回(2017年5月18日)

    抄読会担当: 統合臓器生理・林
    課題論文 Neuron 94; 500-516, 2017

  • 第53回(2017年3月27日)

    抄読会担当: 分子神経科学・中谷(最後です)
    課題論文 Science 354; 468-472, 2016

  • 第52回(2017年3月6日)

    抄読会担当: 神経形態学・勝山
    課題論文 Neuron 93; 99-114, 2017

  • 第51回(2017年2月20日)

    抄読会担当: 分子生理化学・田中
    課題論文 Nature 529; 110-114, 2016

  • 第50回(2017年1月23日)

    抄読会担当: 動物生命科学研究センター・小林
    課題論文 Eur Urol 64; 753-761, 2013

  • 第49回(2016年12月19日)

    抄読会担当: 統合臓器生理・渕上
    課題論文 Cell Reports 16; 2576-2592, 2016
    参考論文 Neuron 92; 949-958, 2016

  • 第48回(2016年12月5日)

    抄読会担当: 分子生理化学・縣
    課題論文 Cell 113; 703-716, 2003
    課題論文 Mol Cell 47; 203-214, 2012
    課題論文 J Cell Biol 215; 325-334, 2016

  • 第47回(2016年11月21日)

    抄読会担当: 統合臓器生理・黒田
    課題論文 Nature 507; 195-200, 2014

  • 第46回(2016年11月7日)

    抄読会担当: 分子生理化学・我妻
    課題論文 Cell 166; 358-368, 2016

  • 第45回(2016年10月17日)

    抄読会担当: 動物生命科学・築山
    課題論文 Nature 537; 57-62, 2016

  • 第44回(2016年9月26日)

    抄読会担当: 統合臓器生理・福家
    課題論文 EMBO J AOP

  • 第43回(2016年9月5日)

    抄読会担当: 神経形態学・瀧
    課題論文 Neuron 86; 514-528, 2015

  • 第42回(2016年7月25日)

    抄読会担当: 動物生命科学・浅見
    課題論文 Nat Cell Biol 18; 700-708, 2016

  • 第41回(2016年7月11日)

    抄読会担当: 分子生理化学・永澤
    課題論文 Nature 510; 278-282, 2014

  • 第40回(2016年6月27日)

    抄読会担当: 動物生命科学・依馬
    課題論文 Nature 530; 98-102, 2016

  • 第39回(2016年6月13日)

    抄読会担当: 統合臓器生理・鈴木
    課題論文 J Neurosci 36; 6050-6068, 2016

  • 第38回(2016年5月30日)

    抄読会担当: 分子生理化学・寺田
    課題論文 Nature 529; 418-422,2016

  • 第37回(2016年5月16日)

    抄読会担当: 統合臓器生理・等
    課題論文 Nat Cell Biol 18; 225-233, 2016

  • 第36回(2016年4月25日)

    抄読会担当: 分子神経科学・守村
    課題論文 Science 351; 173-176, 2016

  • 第35回(2016年4月11日)

    抄読会担当: 統合臓器生理・林
    課題論文 Neuron 88; 941-956, 2015

  • 第34回(2016年3月28日)

    抄読会担当: 分子神経科学・中谷
    課題論文 Nature 531; 508-512, 2016

  • 第33回(2016年3月14日)

    抄読会担当: 分子生理化学・田中
    課題論文 Science 347; 1362-1367, 2015

  • 第32回(2016年2月15日)

    抄読会担当: 動物生命科学・小林
    課題論文 Cell Stem Cell 16; 556-565, 2015

  • 第31回(2016年2月1日)

    抄読会担当: 動物生命科学・浅見
    課題論文 Dev Cell 35; 366-382, 2015

  • 第30回(2016年1月18日)

    抄読会担当: 統合臓器生理・渕上
    課題論文 Neuron 87; 1317-1331, 2015
    参考論文 Current Opinion Neurobiol

  • 第29回(2015年12月7日)

    抄読会担当: 分子生理化学・縣
    課題論文 Science 346; 1373-1377, 2014
    参考論文1 Science Supplementary Materials
    参考論文2 Science Perspectives

  • 第28回(2015年11月16日)

    抄読会担当: 動物生命科学・築山
    課題論文 Cell Stem Cell 17; 1-9, 2015

  • 第27回(2015年11月2日)

    担当: 統合臓器生理・福家
    課題論文 Neuron 87; 371-381, 2015

  • 第26回(2015年9月28日)

    担当: 分子生理化学・我妻
    課題論文 Cell 162; 751-765, 2015

  • 第25回(2015年9月14日)

    担当: 動物生命科学・依馬
    課題論文 Cell 162; 564-579, 2015

  • 第24回(2015年8月31日)

    担当: 統合臓器生理・鈴木
    課題論文 J Neurosci 35; 11330-11345, 2015

  • 第23回(2015年8月10日)

    担当: 動物生命科学・清田
    課題論文 Nat Commun 5; 4320, 2014

  • 第22回(2015年6月22日)

    担当: 分子生理化学・寺田
    課題論文 Science 348; 1258699, 2015

  • 第21回(2015年6月8日)

    担当: 動物生命科学・西江
    課題論文 Nature 522; 62-67, 2015

  • 第20回(2015年5月25日)

    担当: 統合臓器生理・等
    課題論文 Nat Neurosci 18; 657-665, 2015
    課題論文 Nat Neurosci 18; 490-492, 2015

  • 第19回(2015年5月11日)

    担当: 統合臓器生理・鈴木
    課題論文 Neuron 85; 770-786, 2015

  • 第18回(2015年4月27日)

    担当: 泌尿器科・小林
    課題論文 Nat Cell Biol 15; 1507-1515, 2013

  • 第17回(2015年3月30日)

    担当: 分子神経センター・守村
    課題論文 Nat Cell Biol 17; 288-299, 2015

  • 第16回(2015年3月16日)

    担当: 動物生命科学・松下
    課題論文 Cell Stem Cell 14; 658-672, 2014

  • 第15回(2015年2月16日)

    担当: 分子神経科学・中谷
    課題論文 Cell 159; 1665-1680, 2014

  • 第14回(2015年2月2日)

    担当: 動物生命科学・浅見
    課題論文 Nature 516; 56-61, 2014

  • 第13回(2015年1月19日)

    担当: 分子生理化学・安齋
    課題論文 Cell 159; 543-557, 2014

  • 第12回(2014年12月15日)

    抄読会担当: 動物生命科学・西江
    課題論文 Cell 157; 1605-1718, 2014

  • 第11回(2014年10月27日)

    抄読会担当: 統合臓器生理・渕上
    課題論文 Neuron 81; 505-520, 2014

  • 第10回(2014年9月22日)

    抄読会担当: 動物生命科学・築山
    課題論文 Cell Stem Cell 15; 1-17, 2014

    研究発表担当: 分子生理化学・縣

  • 第9回(2014年9月8日)

    担当: 分子生理化学・田中
    課題論文 Cell Metab 19; 780-794, 2014
                Science 325; 435-439, 2009

  • 第8回(2014年7月14日)

    担当: 動物生命科学・清田
    課題論文 Science 343; 69-72, 2014

  • 第7回(2014年6月23日)

    担当: 統合臓器生理・林
    課題論文 Mol Psychiat 19; 699–709, 2014

  • 第6回(2014年6月9日)

    担当: 動物生命科学・松本
    課題論文 Nat Cell Biol 15; 807-817, 2013

  • 第5回(2014年5月26日)

    担当: 分子生理化学・我妻
    課題論文 Nature 496; 229-232, 2013

  • 第4回(2014年5月12日)

    担当: 統合臓器生理・福家
    課題論文 Nat Med 19; 1111-1113, 2013

  • 第3回(2014年4月21日)

    担当: 動物生命科学・依馬
    課題論文 Cell 156; 1-8, 2014

  • 第2回(2014年3月10日)

    担当: 分子生理化学・縣
    参考論文は以下の5本です。
    Cell Stem Cell 13; 36-47, 2013
    Cell Stem Cell 13; 30-35, 2013
    Cell Stem Cell 12; 699-712, 2013
    Cell 153; 1281-1295, 2013
    Nature 501; 227–231, 2013

  • 第1回(2014年1月27日)

    担当: 統合臓器生理・等
    課題論文 Cell Stem Cell 13; 1-9, 2013
    参考論文1 Neuron 79; 1086-1093, 2013
    参考論文2 Neuron 79; 1109–1122, 2013

    (敬称略)


問い合わせ先

  今後の日程・場所などについては
  等 誠司 までお尋ね下さい。

  e-mail

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