本講演会は、本院の医師・管理栄養士をはじめとして医療や栄養に関わる知識や技術など経験豊かな演者が、日常生活を健康で楽しく過ごすために必要な医療・栄養・健康・運動など、生活に密着したテーマをわかりやすく具体的に講演いたします。現状の食生活を是正し、正しい「食習慣」を身につけていただき、生活習慣病をはじめとする慢性疾患の治療、予防に役立てられることを願っています。
慢性疾患を未然に防止するために、「健康日本21」が策定されました。これは、日常生活に占める危険要因を取り除き、正しい生活習慣(食事、運動、禁煙、節酒、休養など)を身につけることで快適な生活を維持しようとするものです。これを機会にあなたの身体の変化、日常生活行動の内容、食事の摂り方について、考えてみてはいかがでしょうか。
●司 会:滋賀医科大学医学部附属病院栄養管理室 中西 直子
●講演挨拶:滋賀医科大学医学部附属病院栄養管理委員長 小児科学講座教授 竹内 義博
●講 演:「腎疾患の最前線」滋賀医科大学医学部附属病院 腎臓内科学講師 古家 大祐
「腎疾患の食事療法」滋賀医科大学医学部附属病院栄養管理室 栄養管理士 岩川 裕美
「質疑応答」
腎疾患と一言で言っても、様々な種類の腎疾患があり、種類によって治療・食事療法も違ってきます。昔から「腎臓が悪いとスイカを食べると良い」という事を言われていましたが、それを聞いて、逆に悪影響を及ぼしてしまうということもあります。うわさで聞いている知識をこの機会に見直してください。
また、現在激増している糖尿病性腎症についてもくわしく講義を行いますので、腎疾患全般にわたり、正しく理解していただき、その予防と治療のヒントになればと考えています。
お友達とお誘い会わせて、どうぞ、お気軽にご参加ください。 |