本講演会は、本院の医師・管理栄養士をはじめとして医療や栄養に関わる知識や技術など経験豊かな演者が、日常生活を健康で楽しく過ごすために必要な医療・栄養・健康・運動など、生活に密着したテーマをわかりやすく具体的に講演いたします。現状の食生活を是正し、正しい「食習慣」を身につけていただき、生活習慣病をはじめとする慢性疾患の治療、予防に役立てられることを願っています。
慢性疾患を未然に防止するために、「健康日本21」が策定されました。これは、日常生活に占める危険要因を取り除き、正しい生活習慣(食事、運動、禁煙、節酒、休養など)を身につけることで快適な生活を維持しようとするものです。これを機会にあなたの身体の変化、日常生活行動の内容、食事の摂り方について、考えてみてはいかがでしょうか。
●司 会:滋賀医科大学医学部附属病院栄養管理室 岩川 裕美
●開講挨拶:滋賀医科大学医学部附属病院栄養管理委員長 小児科学講座 教授 竹内 義博
●講 演:「高血圧と心血管」 滋賀医科大学医学部附属病院 循環器内科 助手 松本 鉄也
「高血圧と食事療法」 滋賀県立大学人間文化学部 助教授 福井 富穂
「質疑応答」
厚生労働省発表の「平成14年 患者調査の概況」によると、高血圧性疾患の総患者数は 698万5,000人との報告があり、高血圧はとても身近な病気です。しかしながら、特別な症状がないため、知らない間に心臓などに負担がかかり、心臓の機能低下や発作などをおこす原因となることがあります。
高血圧は、循環器病の大きな危険因子となりますのでそれらの疾患を防ぐには早いうちから生活スタイルや食事を改善することが大切です。
高血圧とそれらに起因する疾患について、正しく理解して頂き、その予防と治療のヒントになればと考えています。
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