滋賀医科大学では、文部科学省「地域医療等社会的ニーズに対応した医療人教育支援プログラム」(医療人GP)の事業の一環として、去る7月28日(土)、29日(日)の2日間に亘り、大津市のピアザ淡海を会場に「琵琶湖プライマリケア・リフレッシャーコース」を開催しました。
このワークショップは、学生の患者様訪問実習を受け入れていただいている診療所等の医師を対象に、プライマリケア医として日常診療の中で必要とする知識や技術を診療または学生の指導に活かせることを目的に実施したものです。
当日は、家庭医療で有名なパリ・アメリカン病院医師の佐野 潔先生、プライマリケアを支援する知恵袋サイト(Care Net)でも有名な西伊豆病院長の仲田和正先生を講師に迎え、「家庭医と整形外科疾患」、「内科医にもできる整形外科の診察、処置の実戦」と題し、講演及び実技指導いただきました。
このワークショップには、吉川学長をはじめ、診療所の医師、病院の研修医、学生合わせて40名の参加がありました。
特に仲田先生は、関節水腫の診察法を参加者に体験させるために、自らの膝関節を関節穿刺して生理食塩水を関節内注入し、関節水腫の状態を作りだされるなど、先生の我が身を削っての熱心な指導に参加者全員身を乗り出して受講していました。
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