本学では、滋賀県からの寄附を受けて9月1日付で寄附講座「地域医療システム学講座」を設置し、教授1名、講師1名を発令しました。
地域医療システム学講座は、滋賀県内における周産期医療の実態把握を行うとともに、適切な周産期医療体制の整備及び周産期医療に携わる医師への支援方法について研究し、周産期医療を中心とした地域医療システムの構築を図り、安全で安心な医療の提供と地域住民の福祉の増進に寄与することを目的として設置されました。設置期間は平成19年9月1日から平成22年3月31日までの約3年間です。
研究テーマは次のとおりです。
- 滋賀県における周産期医療の課題分析および対応策についての研究
- 滋賀県における適切な周産期医療提供体制(機能分担とネットワーク)に関する研究
- 滋賀県内の周産期医療施設における問題点を調査し、それに対応した新生児および母体・胎児の治療に携わる医師の養成方法についての研究
- 滋賀県内の周産期医療施設の改善点についての研究
- 滋賀県内の医療従事者に対する新生児心肺蘇生法の普及方法に関する研究
設置に先立ち、8月31日に滋賀県庁で吉川驤鼕w長と嘉田由紀子滋賀県知事が出席し、「寄附講座の設置に関する協定書」の調印式が行われました。
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調印式の様子 |
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調印書を交わす吉川学長(左)と
嘉田滋賀県知事(右) |
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