文部科学省に学生支援GPとして採択された「地域「里親」による医学生支援プログラム」(略称「里親GP」)の事業として、3月8日(月)・9日(火)に、学生・教職員約40名が参加し、甲賀地域(湖南市・甲賀市)で宿泊研修を実施しました。
1日目は、石部医療センターの外観を見学した後、甲西リハビリ病院で施設の概要説明を受け、リハビリテーション訓練室など現場の見学を行いました。
その後、「里親」の佐藤先生が開業されている佐藤眼科(水口町)の外観を見学した他、大池寺では、ご住職のお話を伺いながら小堀遠州の作と伝えられる蓬莱庭園や、本堂を拝観しました。午後から訪問した公立甲賀病院では、院内見学に続いて市民の方々との交流会(意見交換会)を設けていただきました。
引き続き、水口医療センターの外観を見学し、宿泊施設へと向かいました。宿泊施設では、恒例の交流会として、地域で活躍されている先生方から地域医療の現状等について貴重なお話を聞かせていただいた後、訪問先の病院等の先生方やプチ里親の方々も交えて、意見交換・懇談を行いました。
2日目は、地元ボランティアガイドの方の説明を受けながら、信楽町内で作陶の実演や登り窯などを見学した後、紫香楽病院では、5〜6人の小グループに分かれて重症心身障害児(者)病棟の見学と併せて食事介助等の貴重な体験をさせていただきました。各病院等の方々のご協力により、2日間とも盛り沢山で充実した内容になり、学生達にとって、地域医療について考えるたいへん有意義な研修となりました。
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甲西リハビリ病院にて |
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公立甲賀病院での意見交換会 |
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宿泊施設での講演 |
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紫香楽病院では食事介助も
させていただきました |
なお、甲西リハビリ病院ではNHK・中日新聞・びわこ放送の、公立甲賀病院ではNHKの同行取材がありました。
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