5月29日(土)午前10時30分から比叡山延暦寺阿弥陀堂において、ご遺族、ご来賓、しゃくなげ会会員および学生、教職員の約400名が参列し第33回解剖体納骨慰霊法要が厳粛に執り行われ、故人のご冥福をお祈りしました。
今回お祀りした41名の御霊及びご遺族に対し、馬場学長より感謝の意が述べられるとともに、学生に対し、「医学教育のために自らの身体を捧げて下さった御霊のことをいつまでも忘れることなく、信頼される医師や人々の幸せに貢献する医学研究者として“一隅を照らす人”に育ってくれることを期待しております。」と述べられました。
続いて、学生代表 住尾健太郎君が、ご献体してくださった方々をはじめ、多くのひとたちにさまざまな形で力を貸していただいている。そのことを肝に銘じ、思いにきちんと応える医師となり責任を全うすることをご霊前に誓いました。
法要終了後、引き続き文部科学大臣の感謝状がご遺族代表に贈呈されるとともに、学生の手でご遺骨が返還されました。
また、午後からは比叡山横川の大学霊安墓地において、ご遺族、ご来賓、学生等の参列の下に、納骨式が執り行われ、分骨いただいたご遺骨が納骨堂に安置されました。
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堂内の慰霊法要の様子 |
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倫理教育の一環として
学生を参加させています |
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