自らの安全を確保し、迅速に防災体制に移行するための一連の対応行動を身に付け、附属病院における患者さんや学生、教職員等の生命身体の安全確保を図るとともに、防災意識の高揚を図ることを目的に、11月17日(木)に滋賀医科大学防災訓練を実施しました。
本年度は、災害時参集訓練として、午前7時に琵琶湖西岸を震源とする震度5強の地震発生を想定した、勤務時間外緊急時通報連絡網による連絡、災害対策本部の設置及び本部要員参集、並びに附属病院職員出動の各訓練を早朝より行い、また、地震防災訓練として、午後2時30分に琵琶湖西岸断層帯で発生した震度7の直下型地震発生を想定した、地震発生時安全確保、災害対策本部設置、患者・学生等避難誘導、負傷者の応急処置及びトリアージ、初期消火、自衛消防隊出動、被災状況通報等の各訓練を総合的に行いました。
また、災害対策本部においても、事前に知らされていなかったトラブルの報告、対処要請があり、従来にない緊張のうちに訓練を実施することができました。
さらに、訓練の最後には、消防署職員の指導による、実際の消火器を用いた操作体験を本学グラウンドにて行い、消火器の仕組みや使い方、使用上の注意等について理解を深めました。
【災害時参集訓練の概要】
1)緊急時通報連絡網による連絡訓練(管理棟大会議室)
2)災害対策本部の設置及び本部要員参集訓練(管理棟大会議室)
3)附属病院職員出動訓練(附属病院各病棟等)
【地震防災訓練の概要】
1)消防・避難誘導訓練(2C病棟)
2)負傷者応急処置・トリアージ訓練(附属病院玄関)
3)学生避難訓練(一般教養棟講義室)
4)緊急災害資材搬送訓練(防災倉庫→附属病院玄関)
5)各部署の被災状況通報訓練(学内全部署)
6)大学構内の被災状況確認訓練(構内各駐車場)
7)消火器操作体験(グラウンド)
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消火訓練 |
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屋内消火栓操作訓練 |
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避難誘導訓練 |
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負傷者応急処置・トリアージ訓練 |
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検死訓練 |
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被災状況通報訓練 |
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消火器操作体験 |
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