去る8月21日(火)、22日(水)の両日に亘って県立虎姫高校のSSHサマーセミナー(滋賀医科大学連携講座)が実施されました。
当日は、2年生の医学コース希望者12名と、看護学コースの希望者26名が、西嶋校長先生他2名の教諭に引率され本学を訪問しました。
最初に西嶋校長先生から、本学の協力に対する謝辞を含め挨拶がありました。続いて、同校の先輩である医学科第2学年の小川 智恵美さんから、自身の受験対策や学生生活について話してもらいました。
初日は、全体講義として看護学科長の瀧川教授から「ストレスと心身の健康」と題し、また、病理学講座(疾患制御病理学)の伊藤准教授から「インフルエンザ」と題し授業がありました。
午後からは病理学講座(分子診断病理学)の杉原教授から「がんからみた医学」と題し講義室での授業があり、加えて顕微鏡実習室でがんの組織をバーチャルスライドで見学しました。
2日目は医学コースと看護学コースに分かれ、それぞれ受講しました。
医学コースでは、生化学・分子生物学講座(分子生理化学)の堀池教授、石田准教授、田中講師(学内)他所属教員のご協力により、生物学実習室において「ニワトリ肝臓の乳酸脱水素酵素の働きを測る」と題した実験に挑戦し、同酵素の働きについて勉強しました。
一方、看護学コースでは、基礎看護学講座(形態・生理)の森川教授から「コンピュータを活用した形態学」、臨床看護学講座(老年)の畑野教授から「人間の成熟と衰退における看護の役割」、また、公衆衛生看護学講座(公衆衛生)の川畑教授から「経済格差と健康」と題しそれぞれ授業がありました。森川教授の授業では、人体の構造を3D画像で見て本物のような立体画像に驚いていました。
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小川 智恵美さん |
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瀧川教授の授業 |
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顕微鏡実習室の様子 |
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生物学実習室での実験 |
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森川教授の授業 |
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畑野教授の授業 |
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