9月26日(水)に、膳所高校の理数科1年生の生徒40名が、渕田校長先生他6人の先生方に引率され本学を訪問し、終日講義と実習に取り組みました。
当日は、服部副学長から歓迎の挨拶があり、続いて渕田校長先生から受講するにあたっての心構えについてお話がありました。
引き続き、社会医学講座(衛生学)准教授 垰田先生から「医師の使命と働きがい」と題して講義があり、生徒からは県内の医師の専門別の偏在や、医師の休日の実態などについて質問がありました。
続いて、生理学講座(細胞機能生理学)教授 松浦先生から、「心臓拍動の仕組みと自律神経(交感神経、副交感神経)による調節」の講義があり、心臓の自動性やその調節機構について学び、午後の実習に備えました。
生協での昼食後、希望者34名の生徒が生理・薬理実習室でラット心臓摘出術を見学しました。
午後からは、松浦先生、林先生、豊田先生を始め生理学講座(細胞機能生理学)の先生方の指導で、「動物(ラット、モルモット)心臓を用いた心臓拍動の調節に関する実習」を行い、心臓の自動性や自律神経伝達物質による心拍数の変化を、心電図を記録しながら直に観察しました。初めて見る心臓の自動拍動に驚きと関心を示しながら、実習を行っていました。
丁度、医学科第4学年の傍島 宏貴君が自主研修として生理学講座(細胞機能生理学)で学習していたことから、積極的に生徒と交流しながら実習の補助をしました。
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渕田校長先生からのお話 |
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垰田准教授の講義 |
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松浦教授の講義 |
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実習の様子 |
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