7月11日(木)、ロイヤルオークホテルにおいて第20回滋賀医科大学関連病院長会議を開催し、来賓、県内外関連病院長、学内関係者、医学科第5年生の合計145名にご出席いただきました。
開会に際し、馬場忠雄学長の挨拶に続き、滋賀県知事の嘉田由紀子氏(代理)及び滋賀県病院協会会長の廣瀬邦彦氏から祝辞が述べられた後、新任教授の紹介がありました。
続いて、柏木厚典病院長の進行により、「経営の視点に立った病院改革〜病院における経営努力とは〜」を議題に、佐賀大学学長の佛淵孝夫先生に特別講演をいただき、これを受けて質疑応答では、滋賀医科大学は診療だけでなく教育・研究機関として発展されることが地域における医療の活性化につながるものと期待しているとのご意見があり、佛淵先生からは、効率的な病院運営とすることで時間的な余力を残し、教育・研究における使命を果たす必要があるとの補足説明をいただきました。
休憩後のパネルディスカッションでは、松末吉隆副病院長の進行により、東北大学病院総合地域医療教育支援部教授の石井正先生から「石巻医療圏における東日本大震災への対応と今後の取り組み」の演題で基調講演が行われ、石巻赤十字病院で大震災にどのような対応をされたのか、そして、大学に戻った後でどのような取り組みをされているかについて、わかりやすくご説明いただいた後、「各機関での対応状況について」滋賀県健康福祉部次長の角野文彦先生、大津赤十字病院院長の廣瀬邦彦先生、長浜赤十字病院院長の濱上洋先生から、それぞれご報告いただき、ディスカッションが行われました。
会議終了後の意見交換会では、滋賀県医師会会長の笠原吉孝会長による挨拶と乾盃の発声に続いて歓談に移り、県内外関連病院長と学内関係者が一堂に会して交流を深めました。
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馬場忠雄学長の挨拶 |
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佛淵孝夫先生による特別講演 |
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石井正先生による基調講演 |
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会場の様子 |
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