慢性の痛みについては、医学会や行政を含めて社会的な理解がまだまだ進んでいないのではないかとの問題意識のもと、国会議員40名、厚生労働省、文部科学省、マスコミ、患者支援協会および医療者から構成される、第2回「慢性の痛み対策議員連盟」総会が開かれ、医療者代表としてペインクリニック科 福井病院教授ら5名が出席し、今後の痛みの医療政策について活発な議論を行いました。
総会では、慢性の痛みの現状と課題、医療体制、教育体制、独立した学際的痛みセンターの構築の必要性を中心に活発な議論が行われました。
総会の会長である野田聖子議員からは、「海外の優れた方法を取り入れていきましょう。患者の慢性的な痛みを和らげてQOLを改善することで、増大する医療費を抑制する効果が期待できる」との言葉がありました。
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総会の様子 |
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