5月30日(土)午前10時30分から、比叡山延暦寺阿弥陀堂においてご遺族、ご来賓、しゃくなげ会会員および学生、教職員総勢約450名が参列し、第38回解剖体納骨慰霊法要が執り行われ、故人のご冥福をお祈りしました。
法要の中で、塩田学長から今回お祀りした48柱の御霊及びご遺族に対し、慰霊と感謝の意が述べられるとともに、将来医師になる学生にとって、人体構造を知る解剖学実習は非常に貴重な授業であり、また、倫理教育上も大きな意義を持ち、ご献体に接することによりその尊い御遺志に感謝することが大切であると述べられました。
続いて、学生代表の石田正平さんが、解剖学実習というかけがえのない経験を通じ、医療人としての道を歩む責任の重さを感じ、故人のご遺志を胸に生涯をかけて医学の道に邁進することをご霊前に誓いました。
法要終了に引き続き、故人(献体者)に対する文部科学大臣の感謝状を学長からご遺族代表にお渡しし、併せて、学生の手によりご遺骨をお返ししました。
また、午後からは比叡山横川の大学霊安墓地において、ご遺族、ご来賓、学生等の参列の下に、納骨式が執り行われ、分骨いただいたご遺骨が納骨堂に安置されました。
当日は好天に恵まれ、たくさんのご遺族が大学の霊安墓地を訪れられ、青空の下鮮やかに咲いたしゃくなげの花を眺めながら、故人を偲んでおられました。
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比叡山延暦寺阿弥陀堂 |
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学生代表 石田正平さん 慰霊の詞 |
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しゃくなげ会 高橋理事長の挨拶 |
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学長から文部科学大臣感謝状の贈呈 |
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学生から直接遺族へご返骨 |
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堀池副学長の挨拶 |
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納骨式の様子 |
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納骨式の様子 |
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しゃくなげ会 松本副理事長の挨拶 |
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