看護臨床教育センターでは、滋賀県の補助金による平成27年度滋賀県在宅医療に関わる人材育成事業の一環として「在宅療養支援エキスパート研修」に取り組んでいます。
この研修は、病院から在宅療養への移行がスムーズに行われるよう看看連携(病院看護師と訪問看護師との連携)および多職種連携の基礎知識を学ぶことを目的にしています。
今年度から初めて取り組む事業であり、全9回の開催を予定しています。平成27年9月10日(木)17時30分から、第6回目の研修を本学医学部附属病院多目的室において開催しました。
今回は本学医学部附属病院 看護部 腫瘍センター 服部 聖子 がん看護専門看護師を講師とし、「がん患者退院・療養支援について」をテーマに開催しました。過去最多の78名の参加となったため、当初予定していた会場では席が足りず、多目的室へ変更しての開催となり、このテーマへの関心の高さがうかがえました。
アンケート結果からは「実際に事例をあげての説明がわかりやすく、もっとお話を聞きたかった。」「心理的なサポートの点でとても参考になりました。」等全体的に好評な意見や質問が多数あり、大変有意義な研修となりました。
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