スキルスラボ

 
スキルスラボとは、安心・安全な医療技術の習得を図るための各種シュミレーターを備えた施設です。医学部5回生のクリニカルクラークシップでは、毎週木曜日の9時30分から10時をエコーや内視鏡、腹腔鏡などの基本的手技の時間に充てています。

スキルスラボ実習の学生の感想

・とても良い施設なので、もっと練習する時間がほしい

・挿管やエコーの復習ができてよかった

・典型的な肺音の聞き分けを練習したが、今後どの診療科に行くにしてもできないといけないので、とても良い機会であった

・機械は難易度の設定ができるので、時間をかけて実習したい

 外傷・救急超音波教育ユニット


腹部外傷の超音波診断
・大量血胸、腹腔内出血、心タンポナーデなど
急性腹症の超音波診断
・急性胆嚢炎、胆管炎、大動脈瘤、憩室炎など

評価型気道管理シュミレーター


・パソコン上で正常から挿管困難まで状態を設定し、実際の器具で手技をトレーニングできる
・学習者の手技を定量的に評価
・カメラでの録画により手技の振り返りが可能

外科縫合シュミレーター教育ユニット


腹腔鏡下での鉗子操作から腸管縫合術を学べるトレーニング
・縫合手技の成功、不成功をリークテストと縫合状態で評価
・カメラでの録画により手技の振り返りが可能

 胎児超音波教育ユニット


胎児の成長状態、羊水量の確認、胎盤の位置、体位、胎向、胎勢、性別判断
・形態観察と計測に必要な内臓をすべて封入した胎児を内臓
・母体内あの胎児模型と同じ23週の胎児模型を付属

乳房超音波教育ユニット


エコー値の異なる模擬腫瘍(良性腫瘍、癌、嚢胞)を埋め込んだ体表操作トレーニングモデル
・リンパ節以外に、皮下脂肪、乳腺症、乳管、クーパー靭帯、脂肪腫、肋骨、鎖骨、大胸筋、肺が表現される

LAP MentorⅡエクスプレスタワー


腹腔鏡の基本スキルから複数の腹腔鏡下術式のバーチャルシュミレーション
・左右4本の手術器具とカメラを用いて鮮明なバーチャル空間で実践的なトレーニングができる

 気管支・消化器内視鏡シュミレーター


気管支・消化器内視鏡操作のバーチャル上でのトレーニング
・バーチャルでありながら触覚を再現
・困難症例や合併症もあり
・バイタルアラーム機能も搭載

ハートワークスゲートウェイ year1


経食道エコーのバーチャル上でのトレーンング
・専用のグローブを用いて、リアルタイムに拍動する3D心臓モデルを経験可能

呼吸音聴診シュミレーターHST-WL-S


全面7ヶ所、背面8ヶ所からの36症例の呼吸音聴診
・正常、fine crackles,coarse crackles,wheeze,rhonchi,stridor,胸膜摩擦音などを体験

 EVE血管シュミレーター(フルスペック)


・血管の弾力特性や摩擦特性を忠実に再現した血管モデル
・全身が透明なため、カテーテルの走行がわかりやすい

腰椎穿刺トレーニングモデル


 
 
 

中心静脈穿刺トレーニングモデル