5月26日(土)午前10時30分から比叡山延暦寺阿弥陀堂において、御遺族、御来賓、しゃくなげ会会員及び学生、教職員約400名が参列し、第30回解剖体納骨慰霊法要が厳粛に執り行われ、故人の御冥福をお祈りしました。
生前に滋賀医科大学しゃくなげ会(献体篤志団体)に登録し、前年度に学生の解剖実習に献体いただいた32柱の御霊に対し、吉川学長が、故人の御意志に感謝され、今後とも人々の健康を守るべく、特に地域の方々に真心のこもった医療を提供するために懸命の努力を払っていくと今後の決意を述べられました。続いて学生代表池田瑞穂さんが、今後とも生命に対する敬意の念を忘れることなく、身体の痛み、心の痛みも理解出来るような良き医療従事者になることを御霊前に誓いました。
法要終了後、引き続き文部科学大臣の感謝状が御遺族代表に贈呈され、学生の手で御遺骨が返還されました。
また、午後からは、比叡山横川の大学霊安墓地において、御遺族、御来賓、学生等の参列の下に、納骨式が執り行われ、分骨した御遺骨が納骨堂に安置されました。
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