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滋賀医科大学TOP > フォトニュース一覧 > 2010.04.30
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2010.04.30

日本最高齢の腹部大動脈瘤破裂・急性胆嚢炎合併手術成功について記者発表を行いました。

 
 
 4月30日(木)15:00より本学において、「腹部大動脈瘤破裂・急性胆嚢炎合併の日本最高齢手術成功」について記者発表を行いました。

【発表の主な内容】
3月12日(金)、腹部大動脈瘤破裂の98歳男性患者さんが、本院心臓血管外科に運ばれました。一刻を争う状態で、救急車から直接手術室に搬送し、すぐに麻酔を導入、腹部大動脈人工血管置換手術を行いました。
手術の際、胆嚢周辺から膿が混ざったような浸出液の流出が認められ、消化器外科の医師が診察を行い、急性壊疽性胆嚢炎であることが判明しました。そこで、引き続き、消化器外科医により緊急胆嚢提出術を行いました。
98歳での腹部大動脈瘤破裂の救命例は日本で2番目の高齢であり(最高齢は99歳)、男性での救命例では日本最高齢です。
また、腹部瘤破裂と急性胆嚢炎の合併の救命例としては日本最高齢の記録です。
 手術を執刀した心臓血管外科の鈴木 友彰講師は、「本院では、昨年7月頃から緊急を要する心大血管緊急救命手術について、各部署と連携し、救急車から直接手術室へ搬送するシステムを導入し、到着から手術までの時間を従来より約50分を短縮できるようになりました。これは大学病院としては、稀な取組であり、これらの成果が今回の救命手術成功につながったのではと考えます。」と述べました。

 また、「高齢だからというだけで手術をあきらめてしまう方がおられるが、年齢だけを理由に手術をあきらめないでほしい。このケースを通じてそれを伝えたい。」と語りました。


 
柏木病院長による挨拶   手術を担当した鈴木講師と木下助教
     
 
多くの報道機関が取材に訪れました   インタビューを受ける患者さん


 

 
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