8月17日(水)・18日(木)の両日、平成20年7月に協定を締結し今年で4回目となる虎姫高校との高大連携講座を本学で開催し、同校の生徒36名が借上バスで来学し、講義等を受講しました。開講に当たっては、服部副学長と虎姫高校・西嶋学校長から、それぞれ激励のご挨拶をいただきました。
1日目の午前は、地域生活看護学講座 安田 斎 教授による「地域医療の現状と課題」、病理学講座(疾患制御病理学)伊藤 靖 准教授による「インフルエンザ」についてそれぞれ講義が行われ、午後は、病理学講座(分子診断病理学)杉原 洋行 教授により「ガンから見た医学」と題し、講義と顕微鏡実習室におけるバーチャルスライドを使っての演習が行われました。
2日目は、医学コース(27名)と看護学コース(9名)に分けて講義や実習を行いました。
医学コースは、生理学講座(細胞機能生理学)に担当いただきました。「ラット心臓を用いた心臓拍動の調節」について、松浦 博 教授による講義の後、場所を生理系の実習室に移し、ラットの心臓を取り出す様子を生で見学した後、同講座
の先生方の指導のもと、テーマに沿った実習を行いました。
看護学コースでは、臨床看護学講座 瀧川 薫 教授による「医療におけるコミュニケーションの必要性」、基礎看護学講座 加藤 圭子 教授による「人間の24時間の生活と看護」、臨床看護学講座 太田 節子 教授による「後輩のみなさんへ-看護職とは-」についてそれぞれ講義が行われた後、太田教授の案内で、看護学科棟にある看護実習室(老人)等を見学しました。
参加生徒は、皆、真剣に取り組み、どの授業でも教員へ盛んに質問をしていました。
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松浦教授の講義 |
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生理学実習の様子 |
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加藤教授の講義中の1コマ |
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看護実習室(老人)の見学 |
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