平成24年9月24日(月)に「女性のワークライフ 〜ライフイベントと仕事・研究等の両立〜」というテーマで、同志社大学社会学部教授 藤本 昌代氏を迎え講演を開催しました。
国内外の男女の労働状況の統計データに基づき、仕事や研究を維持しながら育児・介護をしている専門職の労働状況及び専門職組織の分析などについての講演がありました。
今まで私たちがあたりまえであると思っていたこと、例えば「北欧が男女共同参画のロールモデルである」や「育児のたいへんな時期は子どもが乳・幼児期である」などが、他のデータからみると「北欧の女性の職場復帰は職場が限定されている」や「思春期の子供を持つ40代の女性が一番多く社会的役割を担っている」などと覆されます。このように、一つの側面からの概念(あたりまえの概念)が、私たちの社会の規範を構築しており、男女共同参画とはこの構築にチャレンジしていくことであるとお話されました。
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講演の様子 |
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質疑応答の様子 |
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