膳所高校では、医学系進学希望者の2年生を対象に本年度8回の「基礎医学講座」を実施していますが、その一環として、これに加えて「夏休み1日実習」を8月23日(金)に実施しました。
この実習については、実験をスムーズに進めるため、常時受講中の51名の学生を18名に絞って実施することになり、3人の教諭とともに本学を訪問しました。
実習に先立ち、生化学・分子生物学講座(分子生理化学部門)縣 保年教授から生化学の授業の概要と先生の研究テーマについて説明があり、続いて、同校の先輩である医学科第2学年の吉澤 菜々さんから、自身の受験対策や学生生活について話してもらいました。生徒からは受験のことや今後の勉強方法等について質問がありました。
引き続き、同講座の石田 哲夫准教授、田中 裕之講師(学内)の指導と、その他大学院生や学部学生の実験補助の協力により、生化学・微生・法医実習室において「ニワトリ肝臓の乳酸脱水素酵素の働きを測る」と題した実験を行いました。
生徒たちは白衣に着替え、指導教員の指示を仰ぎながら実験器具を用いて慎重に実験を行い、乳酸脱水素酵素の働きについて勉強していました。
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縣教授の説明 |
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吉澤 菜々さん |
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石田准教授の説明 |
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田中講師(学内)による指導 |
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実験に取り組む様子 |
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