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2013.09.06
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平成25年度
2013.09.06
全学あげての大規模な地震防災訓練を実施しました。
9月6日(金)に約300名の学生・教職員が参加し、5回目となる地震防災訓練を実施しました。
琵琶湖西岸断層を震源とするマグニチュード8.4、震度7の直下型地震の発生により、建物の一部が倒壊、多数の負傷者等と一部の病棟では火災が発生したとの想定の中、自らの安全を確保した上で、迅速に防災体制に移行するための一連の対応行動を身に付け、附属病院の患者さん、学生、教職員等の生命身体の安全確保を図るべく行動しました。
これまで教職員が担当していた模擬患者については、学生や病院ボランティアに依頼し、教職員は実際の災害発生時に担当する業務に従事することができました。
災害対策本部・病院本部では、各部署から集められた情報からトラブル等への対応指示とフォローを行いました。また、学外関連機関等への緊急時の連絡通報訓練として、衛星電話により滋賀県防災危機管理局や滋賀県医師会に被災状況及び病院の受入態勢などの連絡、浜松医科大学には災害時における大学病院間の相互支援に関する協定に基づく応援要請を行いました。さらに、今回初めて、ボランティア登録訓練を行い、登録したボランティアを物資運搬訓練に組み込みました。
病棟からの避難誘導訓練では、階段避難車であるイーバックチェアで実際に階段を下り、病院玄関では様々な症状を訴える患者役の学生や病院ボランティアがストレッチャーなどで運ばれ、治療の優先順位をつけるトリアージ訓練を本番さながらに行いました。
最後に、各部署からの避難経路を確認しながら避難訓練を実施し、避難場所となっている大学グラウンドで、消防署員指導による消火器の操作訓練を行い、消火器の仕組みや使い方、使用上の注意等について理解を深めました。
【訓練項目】
(1)災害対策本部・病院本部の設置・運営
(2)安否確認
(3)傷病者搬送
(4)避難誘導(学生、患者等)
(5)初期消火・屋内消火栓操作訓練
(6)トリアージ訓練
(7)検死訓練
(8)ボランティア登録訓練
(9)物資運搬訓練
(10)学外への緊急時通報連絡訓練
(11)情報伝達訓練(衛星電話、トランシーバー使用)
(12)消火器操作訓練 他
対策本部での情報収集
患者搬送訓練
トリアージ訓練
物資運搬訓練
保育所「あゆっこ」も避難訓練に参加
消火器操作訓練