平成25年10月4日(金)18時より、2013年度第3回臨床研究関連セミナー・講演会として統計解析セミナー「研究費申請に必要な生物統計学(サンプルサイズ設計など)」を開催しました。社会医学講座 医療統計学部門(臨床研究開発センター 副センター長)の村上義孝准教授が、サンプルサイズ計算の実演を交えた講義を行い、医師・メディカルスタッフ・大学院生など総勢70名を超える参加がありました。
臨床試験の適正な立案には、生物統計学的な知識が不可欠であり、研究計画と統計解析の関係や、研究計画書にはサンプルサイズ設計や使用する解析方法の設定根拠を示す必要があること、実際の記載方法についても説明がありました。
また、サンプルサイズ設計に利用可能なインターネット上のサイトについて紹介があり、数種の研究デザインについて、サンプルサイズ計算の実演も行われました。サンプルサイズ設計の理論や注意点についても講義があり、受講者からは研究を実施するにあたって非常に役に立ったとの声がありました。
このセミナーは、『臨床研究に関する倫理指針』に規定されている臨床研究関連の教育の一環として実施しました。今年度は本セミナーを含め6回の臨床研究関連セミナー・講演会を開催する予定です。一部については学外の方もご参加いただけますので、ふるってご参加ください。
2013年度 臨床研究関連セミナー・講演会(PDF)
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