9月19日(金)10:30から、本学において、ドクターヘリにより搬送された急性肺塞栓の患者さんへの緊急救命外科手術に成功したことについて、松末吉隆病院長、外科学講座 浅井徹教授および鈴木友彰准教授から記者発表を行いました。
【発表の主な内容】
|
8月13日(水)、長浜市で脳梗塞後のリハビリ入院中の患者さんが、致死性の急性肺塞栓と診断され、また、右心房内に浮遊する多数の血栓もあり、一刻一秒を争う状態でした。
そのため、搬送手段としてドクターヘリを要請。長浜赤十字病院から本学医学部附属病院での麻酔導入までわずか24分で対応しました。
肺動脈内と右心房内の血栓を除去する手術は2時間30分で成功裏に終えました。
その後、劇的に回復され、術後9日目に長浜へ転院されました。 |
手術を執刀した鈴木准教授から、今回の致命的重症な事例に対応できたのは、初期病院での適切な診断と対応、ドクターヘリによる迅速な搬送、当院における超緊急重症例の受入体制によるものとの話がありました。
 |
|
 |
記者発表の様子 |
|