平成26年9月25日(木)、第17回メディカルスタッフ研修&発表会を開催しました。
本研修会は、本院の理念『信頼と満足を追求する全人的医療』の実現に向け、様々な専門職(医療職・教育職・事務職等)からなるメディカルスタッフによる各種取り組み(患者サービス向上・病院経営への貢献・先進医療・各専門職による医療への貢献等)について報告し、課題の共有化を図ることを目的として、平成18年度より2回/年のペースで開催されています。
今回の発表は、以下の5題でした。
1 |
栄養治療部
調理師 東郷茂樹 |
当院での地産地消の取り組み |
2 |
薬剤部
薬剤師 阪中美紀 |
外来化学療法室における薬剤師の活動 |
3 |
看護部
手術部看護師 垣谷怜良 |
ピッキング作業による看護師業務の削減 |
4 |
検査部・輸血部
臨床検査技師 茂籠弘子 |
I&Aプログラムを利用した輸血医療に関する品質保証の取り組み |
5 |
看護部
放射線部看護師 小崎信子 |
「本学附属病院看護部の放射線被曝に関する理解度の現状調査」からの報告〜放射線防護教育の必要性〜
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優秀賞は,同点2組の薬剤部および看護部でした。薬剤部では、化学療法レジメンに沿ったお薬説明書を自動作成することで利用者へのわかりやすい説明が可能となり、説明件数の増加もあって病院理念である安心と満足の医療に貢献しました。看護部では具体的な場面における放射線被ばくについての誤解を明らかにし、今後の職員教育に反映されていきます。
今回は、それぞれの部門での将来を見据えた取り組みに関する演題が多く、今後の病院機能と運営のあり方を考えさせられる大変興味深い内容が豊富な発表会でした。
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会場の様子 |
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