平成26年10月31日(金)、本学臨床講義棟において、厚生労働省から滋賀医大出身のお二人の医系技官をお招きし、講演会「霞ヶ関からの情報提供」を開催しました。
厚生労働省保険局医療課医療技術評価推進室 医療技術評価推進係長 笠原 真吾氏より「公的医療保険における医療技術評価」と題して、「診療報酬とは」といった基本的なことから、今後の日本の医療・介護分野の展望に大きく関わる「費用対効果評価」等について幅広く解説していただきました。
続いて、厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課 課長補佐 田中 桜氏より「障害保健福祉施策の現状と課題」と題して、平成25年4月から施行された「障害者総合支援法」及び「平成27年度障害福祉サービス等報酬改定」の概要、精神保健医療福祉制度が抱える課題について、今後の具体的方策をわかりやすく解説していただきました。
会場からは学生の進路選択の参考にと医系技官になった経緯についての質問もあり、厚生労働省での日々の業務にも触れられ、国の中枢で活躍する医系技官としてのやりがいなどについても語っていただきました。
講演会終了後、意見交換会を開催し、医療行政の現状や動向について、活発な意見交換を行うことができました。
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講演「公的医療保険における医療技術評価」 |
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講演「障害保健福祉施策の現状と課題」 |
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