平成27年2月10日(火)、滋賀医科大学と大原薬品工業株式会社は、大原薬品工業株式会社からの寄附金により研究医養成の「奨学金」を創設し、研究医を目指す学生を支援することを目的として協定を締結しました。
本学では、近年、基礎医学の研究と教育を担う研究医が不足していることに鑑み、平成23年度から研究医枠による入学定員を2名増員し、学部教育と平行する形で、基礎系研究医の養成を進めてきており、その取組みを更に発展させた「産学協働支援による学生主体の研究医養成」が、平成24年度には文部科学省の研究医養成事業に選定されています。
この本学の基礎研究医養成事業における大学院プランのひとつであるAプラン(医学部の途中で大学院に進学し、博士号の学位を取得した後、医学部に復学し、医師免許を取得する、いわゆるPhD-MDコース)に対して、かねてより、滋賀県の地元企業である大原薬品工業株式会社から寄附金による支援を行いたいとの申し出があり、それをお受けする形で、このたび「滋賀医科大学大原記念奨学金」を創設することとなりました。
今後は、基礎研究医を目指す学生に対する経済的支援を行い研究に打ち込める環境を提供することにより、医学・医療の高度化の基盤を担う基礎研究医の養成を進めていきます。
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塩田学長と大原社長 |
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大原社長の挨拶 |
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塩田学長の挨拶 |
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出席者記念撮影 |
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