看護臨床教育センターでは、滋賀県の補助金による平成27年度滋賀県在宅医療に関わる人材育成事業の一環として「在宅療養支援エキスパート研修」に取り組んでいます。
この研修は、病院から在宅療養への移行がスムーズに行われるよう看看連携(病院看護師と訪問看護師との連携)および多職種連携の基礎知識を学ぶことを目的にしています。
今年度から初めて取り組む事業であり、全9回の開催を予定しています。平成27年8月21日(金)17時30分から、第5回目の研修を本学医学部附属病院第4会議室において開催しました。
今回は精神疾患を有するケースについて、本学医学部附属病院 田中 哲志 医療ソーシャルワーカー(MSW)に「ソーシャルワーカーを上手く活用するために」「障害特性と社会保障制度」等の講義をお願いしました。出席者41名(院内19名、院外32名)の看護師の方からは「精神疾患の方が利用できる社会保障制度等知らないことが多かったので今後の退院支援に活用できる」「次回は実際に現場で働いている体験談などの症例を交えた内容をお願いします」等の感想や要望がありました。
次回は「がん患者退院・療養支援について」を計画しています。
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田中MSWによる講義 |
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