9月29日(火)に、膳所高校の理数科1年生の生徒39名が、草野校長先生他7人の先生方に引率され本学を訪問しました。
最初に草野校長先生から、この授業の主旨と学習についての心構えについてのお話と本校への謝辞があり、引き続き、堀池副学長から歓迎のミニ講義が行われました。
その後、社会医学講座(衛生学)垰田准教授から「医学・医療の役割を考える」と題して、医師の役割や県内の医師不足の実情について講義があり、是非本学へ入学していただき、卒業後県内で医師として活躍し、地域医療の一翼を担ってほしいと激励がありました。
続いて、生理学講座(細胞機能生理学)松浦教授から「心臓拍動の仕組みと自律神経による調節」と題して、心臓自動性のメカニズムやその生体内における調節機構について、講義がありました。
午後からは、松浦教授、林講師(学内)、豊田講師(学内)や大学院生の白佳玉さんの指導により、「ほ乳動物(ラット、モルモット)を用いた心臓拍動の調節」に関する実習が行われました。
実習では、心臓の自動性を確認するとともに、心拍数が交感神経伝達物質や迷走神経伝達物質によってどのように変化するかについて、心電図を記録しながら観察しました。参加した生徒は、初めて直に見る心臓の自動拍動に驚きと関心を示しながら、実習を行っていました。
この実習には、同講座へ自主研修として参加していた、医学科第4学年の松原一樹君、瀧川 若さん、李 徳子さんが手伝ってくれました。
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草野校長のあいさつ |
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堀池副学長によるミニ講義 |
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垰田准教授による講義 |
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松浦教授による講義 |
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実習の様子 |
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