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診療科一覧

栄養治療部

スタッフ紹介

診療・業務内容

概要・特色

 栄養治療部は栄養サポートを担当する臨床栄養管理部門と栄養教育・病院給食管理を担当する栄養教育管理部門の2部門から成り立っています。

臨床栄養管理部門

病院での栄養サポートチーム活動

NST活動

 当院では2003年より栄養サポートチーム(NST)を稼働し、入院患者さんの栄養サポートに積極的に関わっています。NSTは、医師・歯科医師・管理栄養士・看護師・薬剤師・言語聴覚士・臨床検査技師・歯科衛生士・事務職員など多職種から構成され、各病棟のリンクナースも含めると約50名が参加しています。
 具体的には、入院患者さんの栄養状態を評価し、個々の病態にあった栄養治療を主治医にアドバイスし、静脈栄養や経腸栄養におけるサポートなど、安全で質の高い栄養治療が提供できるためのチーム医療を推進しています。

病院でのNST活動

 なかでも、滋賀医科大学NSTの特徴の1つは、間接熱量測定を用いて、エネルギー代謝の評価を実施していることです。エネルギー消費量のほかに、炭水化物や脂質の消費量も算出することができます。集中治療室での人工呼吸器管理中でも測定することができ、高度侵襲症例、低体温療法施行症例、炎症性腸疾患、消化器癌、COPD、摂食障害、心不全、神経難病などが対象疾患となっています。個々の病態に応じたエネルギー投与量の設定に、極めて有用な方法です。また、いろいろな病態のエネルギー代謝の変化についても知ることができます。

院内NSTから地域一体型NSTへ

 滋賀医科大学NSTは、2003年に京滋で初のNSTとして稼働し、すでに11,000例以上の入院患者さんの栄養サポートに関わってきました。しかし、入院患者さんの栄養管理は入院期間中だけで解決するものではなく、外来での治療、転院先での治療、在宅での治療へと引き継がれていきます。まさに、栄養管理における地域連携が重要となってきます。
 現在、滋賀医科大学が中心となって、滋賀NSTネットワークが立ち上がっています。各病院でのNST活動の連携がスムーズに展開されるように、滋賀県医師会や大津市医師会とも連携して、地域連携パスの導入にも努めているところです。すでに、PEG(口から十分に栄養が取れない患者さんの胃に内視鏡を使用して小さな口(胃ろう)をつくる手術のこと)の地域連携パスは大津市を中心に県内で運用されています。今後、栄養管理に関わる地域連携がさらに充実したものになるように努めたいと考えております。また、NST専門療法士の認定教育機関として、多くの研修生を受け入れております。滋賀県のみならず、京都や大阪の医療機関からも研修に参加されています。メディカルスタッフへの栄養教育についても、積極的に関わってまいります。

栄養教育管理部門

栄養管理計画書

 栄養管理計画書は、入院患者さん一人ひとりについて適切に栄養状態を把握し、栄養計画の立案(入院時の食事や経腸栄養剤の提案など)、評価、実施を行うために、4日以上の入院患者さんに対して主に管理栄養士が作成しております。入院時に栄養状態を評価することで、高度の栄養不良や治療により栄養状態が悪化する可能性のある患者さんに対して早期よりNSTの介入を提案しています。また、栄養指導の必要な患者さんに対して主治医に提案した上で栄養指導を行っています。

栄養食事指導

 栄養教育として、入院・外来患者さんを対象に、生活習慣病をはじめとする各種疾患に対する栄養食事指導を毎日個別に行っています。また、糖尿病教室(入院は月2回・外来は年4回開催)は医師、看護師、薬剤師など本院の医療スタッフと共同して行っています。退院時には患者さんがスムーズに食事療法に取り組めるよう、食事処方箋(レシピ)をお渡しすることもあります。

管理栄養士臨地実習施設

 県内外からの管理栄養士の臨地実習先として7校を受け入れています。
*受け入れ校
 京都栄養医療専門学校 京都光華女子大学 京都女子大学 近畿大学 滋賀県立大学 同志社女子大学 龍谷大学

最近の話題

  • 2010年4月より、隔月で地元の特産品を病院食で提供し好評を得ています。

近江牛のすき焼き風煮
近江牛のすき焼き風煮

草津メロン
草津メロン

愛彩菜のサラダ
愛彩菜のサラダ

小鮎の唐揚げ
小鮎の唐揚げ

赤こんにゃくの煮物
赤こんにゃくの煮物

丁字麩のみそ田楽
丁字麩のみそ田楽

診療実績

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臨床研究

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