診療録の円滑な運用のために、下記のように診療録の記載に関する原則を定め、診療ならびに教育・研究に貢献することを目的としています。また、電子カルテ移行前の診療録の保管、閲覧、貸出の業務を行っています。
本院では、教育および診療体制をPOS(Problem Oriented System)により行うため、診療録の記載はPOMR(Problem Oriented Medical Record)の体制をとっています。
問題指向型システム。患者さんの抱える問題に目を向け、それを中心として医療を行うという考え方です。
本院は、2010年7月20日から電子カルテに移行しています。
病歴管理業務に関する案件に対応するため、診療科、各部門の委員で構成された、病歴部連絡協議会を設置し、審議・検討を行っています。また、適切な診療録の記載を保持できるよう、多職種による診療録の監査を行い、各診療科、部門にフィードバックし情報共有に努めています。