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病院のご案内

先進医療の紹介

  • 先進医療制度とは
    先進医療とは、一般の保険診療の水準を超えた最新で高度な医療技術を、厚生労働省より承認された保険医療機関に限って行われる医療行為です。

 本院では、以下の先進医療を実施しています。詳細については実施している診療科へお問い合わせください。

膜構造を用いた生理学的精子選択術

 本先進医療は、反復して着床又は妊娠に至っていない不妊症の患者さんを対象とします。
本技術では、従来の精子選択法で行う遠心分離が不要であり、運動性の高い機能的な精子を少ないダメージで抽出することができます。本技術で抽出した精子を顕微授精に用いることで、受精卵の発育、着床率や妊娠率が向上する可能性があります。

対象疾患
不妊症
算定開始年月日 令和5年12月1日
料金
28,990円
実施診療科 女性診療科
お問合せ 女性診療科 hqgyne@belle.shiga-med.ac.jp

 

 
 

タイムラプス撮像法による受精卵・胚培養

 本先進医療は、胚移植を必要とする不妊症の患者さんを対象とします。
胚(受精卵)の培養を行う際に、特殊な小型カメラを内蔵したタイムラプス装置搭載型培養器を使用することで、連続的に胚の観察を行うことができます。従来法よりも少ないストレス環境下で胚の成長過程を詳細に観察でき、正常に発育した胚の選別につなげることができます。

対象疾患
不妊症
算定開始年月日 令和5年10月1日
料金
17,000円
実施診療科 女性診療科
お問合せ 女性診療科 hqgyne@belle.shiga-med.ac.jp

 

 
 

アモキシシリン、ホスホマイシン及びメトロニダゾール経口投与並びに同種糞便微生物叢移植の併用療法

 本先進医療は、潰瘍性大腸炎の患者さんを対象とします。
潰瘍性大腸炎の患者さんは、腸内細菌叢にある特定の細菌が目立って増加していることや、特定の細菌が過剰な免疫を抑制し、腸内の炎症を抑えるように働いていることが明らかになってきています。そのため本治療では、この腸内細菌叢の状態を改善するために「抗菌薬療法」と「腸内細菌叢移植療法」を組み合わせた「抗菌薬併用腸内細菌叢移植療法」によって、潰瘍性大腸炎の寛解導入を目的として実施します。

対象疾患
潰瘍性大腸炎(軽症から中等症までの左側大腸炎型又は全大腸炎型に限る。)
算定開始年月日 令和5年8月1日
料金
0円 ※先進医療技術に含まれない検査や診察等の費用は発生します。
実施診療科 消化器内科
お問合せ 消化器内科 shigafmt@belle.shiga-med.ac.jp

 

 
 

強拡大顕微鏡を用いた形態学的精子選択術

 本先進医療は、顕微授精を受ける不妊症の患者さんを対象とします。
本技術では、高倍率(6000倍)の顕微鏡下に精子を観察し、頭部内に空胞等の構造以上を認めない形態良好精子を選別し、卵細胞質内に注入する事により、着床率の上昇や流産率の低下が期待されます。

対象疾患
不妊症
算定開始年月日 令和5年6月1日
料金
9,610円
実施診療科 女性診療科
お問合せ 女性診療科 hqgyne@belle.shiga-med.ac.jp

サンプル

 
 

ヒアルロン酸を用いた生理学的精子選択術

 本先進医療は、胚移植を受ける不妊症の患者さんを対象とします。
本技術では、顕微授精の際に、DNA損傷の少ない成熟精子はヒアルロン酸に結合できるという特徴を利用し、ヒアルロン酸に接着した精子を選別することで異数性胚の発生割合を下げ、流産率を低下させることが期待できます。

対象疾患
不妊症
算定開始年月日 令和5年6月1日
料金 22,500円
実施診療科 女性診療科
お問合せ 女性診療科 hqgyne@belle.shiga-med.ac.jp

 

 
 

二段階胚移植術

 本先進医療は、反復着床不全の不妊症の患者さんを対象とします。
本技術では、採卵(または黄体補充開始)2日後に初期胚を移植し、続けて5日後に胚盤胞を移植します。先に移植した初期胚が子宮内膜の受容能(着床させる能力)を高めることによって、胚盤胞が着床する確率が高まることが期待できます。

対象疾患
不妊症
算定開始年月日 令和4年8月1日
料金
新鮮胚移植 74,800円
凍結融解胚移植 92,500円
実施診療科 女性診療科
お問合せ 女性診療科 hqgyne@belle.shiga-med.ac.jp

サンプル

 
 

子宮内膜擦過術

 本先進医療は、反復着床不全の不妊症患者さんを対象とします。
局所の子宮内膜損傷が、原因不明の反復着床障害のある患者さんの着床率と妊娠転帰の両方を改善できることが示されています。そのため、胚移植が予定されている前周期の黄体期に本技術を実施し、翌周期に胚移植を行うことで臨床妊娠率の向上が期待できる可能性があります。

対象疾患
不妊症
算定開始年月日 令和4年6月1日
料金 8,500円
実施診療科 女性診療科
お問合せ 女性診療科 hqgyne@belle.shiga-med.ac.jp

サンプル

 

子宮内膜刺激術

 本先進医療は、反復着床不全の不妊症の患者さんを対象とします。
本技術では、体外受精で得た受精卵を体外で5~6日間培養し、得られた胚盤胞は一旦凍結保存します。この際、体外培養に使用した培養液を胚盤胞とは別に保存しておきます。この培養液の中に、受精卵が成長する過程に分泌される伝達物質が含まれていると考えられ、凍結していた胚盤胞を融解後移植する2~3日前に、保存していた培養液を子宮内に注入することで、子宮内が胚受容に適した環境に修飾される可能性があり、妊娠率の向上が期待できます。

対象疾患
不妊症
算定開始年月日 令和4年6月1日
料金 23,200円
実施診療科 女性診療科
お問合せ 女性診療科 hqgyne@belle.shiga-med.ac.jp

 

 
 

子宮内膜受容能検査

 本先進医療は、反復着床不全の不妊症の患者さんを対象とします。
着床期の子宮内膜組織を採取し、次世代シークエンサーを用いて238個の遺伝子を網羅的に解析し、子宮内膜がReceptive(受容期)であるのかNon-receptive(非受容期)であるのかを評価する検査です。この検査により、胚移植を行う最適なタイミングが正確に判定可能となります。また、当該検査結果に基づき胚移植を行うことにより、臨床妊娠率等の改善が得られる可能性があります。

対象疾患
不妊症
算定開始年月日 令和4年6月1日
料金
初回 114,800円
2回目 96,300円
3回目以降 40,900円
実施診療科 女性診療科
お問合せ 女性診療科 hqgyne@belle.shiga-med.ac.jp

 

 
  

ウイルスに起因する難治性の眼感染疾患に対する迅速診断(PCR法)

 本先進医療は、ヒトヘルペスウイルスによる角膜内皮炎、ぶどう膜炎が疑われる患者さんを対象とします。
本検査では、眼内液(前房水、または硝子体液)を使用し、複数のウイルス検査を同時に行うことができます。迅速性や感度に優れており、ウイルス量を定量的に評価できるなどの利点があります。本検査を用いることで適切な治療が早期から開始でき、予後の改善につなげることができます。

対象疾患
ヒトヘルペスウイルスによる角膜皮炎、ぶどう膜炎等
算定開始年月日 令和4年8月1日
料金 36,000円
実施診療科 眼科
お問合せ 眼科 hqophth@belle.shiga-med.ac.jp

 

 
 
 

S-1内服投与並びにパクリタキセル静脈内及び腹腔内投与の併用療法

 この試験は、「S-1内服投与並びにパクリタキセル静脈内及び腹腔内投与の併用療法」の治療効果を確認するために、標準治療である「ゲムシタビン+アブラキサン併用療法」の治療効果と比較することが目的です。この試験へ参加いただく患者さんは、ランダムに振り分けられ、どちらかの治療を受けていただきます。この試験結果から、いままで標準的治療に抵抗性であった腹膜転移膵がんの患者さんへの、より良い治療法を確立するための情報が得られることを期待しています。
治療方法について、パクリタキセルは週に1回約2時間の点滴と腹腔内投与を2回繰り返し、3週目はお休みします。S-1は2週間内服し、1週間お休みします。これを1コースとして、効果が継続している間繰り返します。

対象疾患
膵臓がん(遠隔転移しておらず、かつ、腹膜転移を伴うものに限る。)
算定開始年月日 令和元年1月1日
料金 1コースにつき 41,150円
実施診療科 消化器外科
お問合せ 消化器外科 hqsurge1@belle.shiga-med.ac.jp

サンプル