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病院のご案内

理念・基本方針

理念

信頼と満足を追求する『全人的医療』

幸福・満足感を追求する医療

 医療の役割は、患者さんの心身の苦しみ、痛みなどの不幸の原因を取り除き、患者さんの日常生活の満足感、幸福を目指すものである。

 幸福とは、心身ともに苦悩・苦痛から解放されて、自分が満ち足りた状態と感ずる事、と考えられ、満足感とか充実感という個人の主観的な感情であるが、これからの医療は患者さんの心の内面、人生の充実、QOL、幸福を第一に考慮すべきである。

 例えば、日常診療において、延命や病巣の縮小だけではなく、薬の副作用、手術侵襲によって日常生活にどの様な支障が生じるのか、それによって患者さんの日常生活の満足感、幸福感がどのようになるのか、を多面的に考慮する必要がある。

 幸福の観点からは、個々の病気の治療がうまく行く、と言うだけではなく、健康に大きな影響がある家族や生活環境から社会環境を、更に人類が健康に生きる上での自然環境も、その対象に含まれるべきものである。

信 頼

 診療は人と人との関わり合い、患者さんとのコミュニケーションより始まる。患者さんには病気に対する不安、心身の苦痛、家族と社会の間の悩み等がある。患者さんの悩みを理解し共有しようとする努力が大事であり、その努力が患者さんと医療側の間の信頼を生む。

全人的医療

 身体的レベル、精神的レベル、社会的レベル、倫理的レベル、霊的レベルでの多次元的なアプローチを行う医療。

滋賀医科大学医学部附属病院の基本方針

患者さんと共に歩む医療を実践します

 患者さんの人格と尊厳を重んじ、かつ患者さんの権利とプライバシーを守ります。患者さんとパートナーとしての信頼関係を築き、患者さんの目線に立って病気に対して一緒に歩む医療を実践します。

信頼・安心・満足を提供する病院を目指します

 本院は、患者さんとご家族に心から安心していただける環境と医療を提供することを目的としています。教育機関としてそのような環境と医療を実践できる医師と看護師を養成します。

あたたかい心で質の高い医療を提供します

 病院のすべてのスタッフは、患者さんを自分の家族として接し、最適で質の高い医療を提供します。

地域に密着した大学病院を目指します

 地域医療機関との機能分担により、患者さん中心の地域完結型の医療を目指します。地域に進出して、地域住民の健康教育、予防教育などを積極的に企画推進します。院内での多くの催しを企画し、地域の人々とのコミュニティセンターとして機能するように努めます。

先進的で高度な医療を推進します

 特定機能病院として先進医療を推進し、高度な医療を提供します。研究機関として患者さんのQOL(生活の質)の向上に役立つ研究を重視いたします。

グローバルな視点をもち、人間性豊かで優れた医療人を育成します

 世界水準の医療の実践と向上を目指すとともに、高い倫理観、深い洞察力、幅広い視野、豊かな感性、温かな思いやりを備えた医療人を育成し、地域医療に貢献します。

将来にわたって質の高い医療を提供するため、健全な病院経営を目指します

 職員の経営観念を強化し、業務の効率化を計り、健全な病院経営に努めます。

運営にあたっての基本姿勢

  • 運営に当たっては現場からの提言を重視いたします。
  • “心”のかよう医療サービスを提供いたします。

患者さんの権利と責務、お願い

患者さんの権利

  1. 年齢,性別,障がいの有無にかかわらず、公平に良質な医療を受けることができます。
  2. 個人の尊厳と人格が尊重され、プライバシーや個人情報の機密は守られます。
  3. 診療内容の説明を受けることができます。
  4. 自ら治療方法を選択することができます。
  5. 他の医師の意見(セカンドオピニオン)を求めることができます。
  6. 自身の診療録(カルテ)の開示を請求することができます。

患者さんの責務

  1. ご自身の病状に関する情報をできるだけ正確に提供してください。
  2. 他の患者さんの療養や職員の業務に支障を来たさないようにしてください。
  3. 治療方針に従って、治療に専念するよう努めてください。
  4. 遅滞なく診療費を支払ってください。

病院からのお願い

大学病院の役割としての臨床実習ならびに臨床研究に対し、可能な限り協力をお願いします。

※本院では、暴力行為、暴言、脅迫、不当な要求などの行為に対して、警察へ通報し、厳正な対処をしております。

滋賀医科大学医学部附属病院のこども憲章

  • こどもたちやご家族は、安心して治療を受けられるように環境を配慮されます。
  • こどもたちやご家族は、年齢や理解度に応じた方法で説明を受けられます。
  • こどもたちやご家族は、自らの健康に関する決定において十分説明を受けて治療に参加する権利を有し、不必要な医療処置や検査から守られます。
  • こどもたちは、身体的・精神的・社会的苦痛の緩和を求めることができます。
  • こどもたちは、年齢や症状にあった遊びや教育が提供され、スタッフが配属された環境におかれます。
  • こどもたちやご家族のプライバシーは、いつでも守られます。
  • こどもたちのケアは継続性が保障されます。

〈備考〉1988年5月、オランダのライデンで開催された第1回病院のこどもヨーロッパ会議において合意された、病院のこども憲章を参考に作成。

臨床倫理方針

 本院では患者さんを中心とした安全で質の高い医療を提供するために、以下の方針に基づいて行動します。

  1. 患者さんの生命・尊厳・権利と人格を尊重し、患者さんに公正、公平な医療を提供します。
  2. 根拠に基づいた医療情報の提供を行い、患者さんの自己決定権を尊重し、適切な医療を実践します。
  3. 職務上の守秘義務を厳守するとともに、個人情報の保護に努めます。
  4. 医療に係る限られた人的、物的資源を、患者さんの医療上の必要性を勘案して適切に配分し、有効活用を図ります。
  5. 法令、ガイドライン、院内規程等を遵守し、診療、教育及び研究を行います。
  6. 臨床倫理上の課題が生じた場合は、各部署や委員会において十分に検討を行い、病院としてその解決に向けて取り組みます。

宗教上の理由等による輸血拒否に関する本院の基本方針

 本院では平成26年4月以降、「相対的無輸血」の立場で診療を行っております。 「相対的無輸血」とは、救命や生命の維持にとって輸血が必要であると医師が判断した場合には輸血を行う方針を言います。
疾患によっては、医師の判断で「絶対的無輸血」で行う場合もありますが、基本的には「相対的無輸血」で行いますので、ご理解・ご協力のほどお願い申し上げます。