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TEL. 077-548-2929

〒520-2192 滋賀県大津市瀬田月輪町

研修プログラムTRAINING PROGRAM

後期研修医の救急・集中治療部での研修のお誘い

滋賀医科大学 救急・集中治療部
部長  塩見 直人


救急やICU専門医を目指す後期研修医のみならず、総合内科医を目指す後期研修医の修練の場として、後期研修期間の内一年間あるいは数か月の短期間でも歓迎します。


1) 救急とICU(ER型救急、ICU及び一般病棟)の一体運営を行っています。


ER型救急(救急処置室2床、外科処置室1室、重症管理個室1室、診察室3室、観察・点滴室8床)に加え、一般病棟(11床;個室2床)とICU(12床)を有しています。


2) 救急とICUともに専属の医師が24時間365日担当・指導しています。

救急とICU担当スタッフが各々1名づつ変則二交代制(平日は2〜3名体制)で指導に当たっています。
研修も変則二交代制(シフト制)で行っています。

3) 一次から三次救急患者さんの入院から退院までを一貫して治療しています。

ER型救急に加えて、総合診療部・初期診療科と連携し多発外傷、薬物中毒、敗血症、急性肺炎、アナフィラキシーショック、多科にわたる急性期疾患などは主治医として担当し、外来診察から重症管理としてのICU、一般病棟での治療を行い退院までの治療を行っています。平成29年度は、救急部対応一次救急患者数は2,094名、二次救急患者数は553名、三次救急患者数は209名で、救急部入院患者数は371名(総合診療部含む)でした。


4) 心肺蘇生後や重症敗血症の集学的治療を積極的に行っています。

2010年心肺蘇生のガイドラインの変更で、「心肺停止患者の社会復帰には自己心拍再開ではなく、その後の脳低温療法、緊急冠動脈カテーテル、緊急人工心肺装置などの集学的治療が予後改善に寄与する可能性がある。」と記されています。蘇生後には敗血症に陥ることから、社会復帰のためには重症敗血症の管理も重要です。我々は、心肺停止患者さんに対し、緊急人工心肺装置や脳低温療法を施行し、その後の重症敗血症に対し急性血液浄化(PDF法を開発)やDIC治療を積極的に行い、良好な結果を得ています。


5) 四次救命救急センター的役割を担っています。

本学は滋賀県唯一の日本救急医学会指導医認定施設として三次救急医療機関に指定されております。ICU入室患者さんの内、県内の救命救急センターや県外を含む地域中核病院よりの受け入れ患者さんは20.0%を占め、救急車で搬入患者さんの20.0%と合わせると、ICU入室患者さんの約40%は救急重症患者さんで占められています。

6) 災害拠点病院で災害時の広域搬送拠点になっています。

災害派遣チーム(DMAT)を2チーム有し、東日本大震災の医療支援にも出動しました。DMATカーで地域の訓練に積極的に参加しています。


7) 救急/ICU専門医と医学博士が同時に取得できます。

本学では、大学院(博士課程)高度専門医養成コースがあり、助教、あるいは医員の身分のままで博士課程の医学博士が取得できます。


8) 認定施設

以下の認定施設として登録されています。

1-日本集中治療医学会専門医研修施設
2-日本急性血液浄化学会認定指定施設
3-日本アフェレシス学会認定施設
4-日本救急医学会救急科専門医指定施設
5-日本救急医学会指導医指定施設

研修内容

救急集中治療医学講座の研修内容については下記
医師臨床教育センターHPをご覧ください。

初期研修
専門医研修


お問い合わせ
〒520-2192 滋賀県大津市瀬田月輪町
TEL 077-548-2929(事務)/FAX 077-548-2929(事務)
MAIL hqqqicu@belle.shiga-med.ac.jp


滋賀医科大学 医師臨床教育センターHP
http://www.shiga-med.ac.jp/~kensyu/doc/


先輩医師からのメッセージ

dr

救急・集中治療部 非常勤講師: 浜本 徹

「大きくなったら医師になって人の命を救いたい・・・」  
初めて医師を志した頃の純粋な想いは今も心の中に息づいていますか?今一度原点に立ち返って「患者さんの為のより良い医療」を真摯に追求してみませんか?医療崩壊、救急医療の危機・・が叫ばれる昨今ですが、我々救急・集中治療部は平成16年8月に江口豊教授の下新たな体制で生まれ変わり、救急外来とICUの一体運営により1次から3次にわたる救急患者を幅広く受け入れてきました。ここ数年は、心肺停止症例・重症敗血症症例・多発外傷症例等の重症患者に対して脳低温療法・血液浄化法(CHDF, PE,PMX,PDF)・循環補助法(IABP,PCPS)を駆使し、救命・社会復帰を果たしてきました。次世代を担う若き医師諸君!!急成長中の我が医局で自らの力を試してみませんか? 1つ1つの症例から数多くの事を学び、医師として人として共に成長していきませんか?
 「今こそ、我々の手で日本の医療を変えて行くぜよ!!!」


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