TEL. 077-548-2929
〒520-2192 滋賀県大津市瀬田月輪町
当院では「血小板減少患者に対する血液浄化療法で起きる出血合併症の発生率の解析」を実施しております。この研究は血小板減少患者に対する血液浄化療法中に出血の合併症がどの程度起こっているのか、また播種性血管内凝固症候群(DIC)の合併の有無により出血の合併症の発生率が違うのかという点についてカルテを検索することにより調査するもので、研究目的や研究方法は以下の通りです。直接の同意は頂かずに、この掲示などによるお知らせをもって当院にご通院中の方からのご同意をいただいたものとして実施されます。皆様方におかれましては研究の趣旨をご理解いただき、本研究へのご協力を賜りますようお願い申し上げます。万が一、この研究への参加をご希望されない場合、途中からのご参加取りやめを希望される場合、また、研究に関するご質問は下記の問い合わせ先へご連絡ください。
(1) 研究の概要について
研究課題名:血小板減少患者に対する血液浄化療法で起きる出血合併症の発生率の解析
研究期間:当大学倫理委員会承認後から2012年3月31日
実施責任者:滋賀医科大学 麻酔科 松浪薫
(2)研究の意義・目的について
血液浄化療法は集中治療領域において非常に重要な治療法の一つです。しかし治療に抗凝固療法を必要とするため出血の危険性が伴います。通常は安全に施行されますが、血小板の減少した患者さんではその出血に危険性が増加します。しかし、その危険性がどの程度増加するのか、また播種性血管内凝固症候群
(DIC)のような凝固異常を合併すればさらに出血の危険性が増加するのかといった評価を行った研究はありません。そこで今回当院集中治療部において血小板の減少した患者さまに行った血液浄化療法でどれほど出血の合併症が起こったのか、また播種性血管内凝固症候郡(DIC)合併症で出血の合併症の発生率が高まるのかを調査することにより今後の診療に役立てたいと考えています。
(3)研究の方法について
本研究の対象となる方は2008年4月1日~2010年3月31日に当院集中治療部で血液浄化療法を受けられた方です。その方々の中で治療開始時に血小板が5万/μ1未満であった方々について集中治療部入室中のデータ(疾患、血液データ、血圧など生理学的データ、重症度、治療内容等)を診療録より情報収集し、出血の合併症の発生率、播種性血管内凝固症候郡(DIC)の合併による発生率の差について解析検討します。
(4)予測される結果(利益・不利益)について
参加いただいた場合の利益・不利益はありません。
(5)個人情報保護について
研究にあたっては、個人情報を直接同定できるような情報は使用されません。また、研究の発表時にも個人情報は使用されません。
(6)研究成果の公表について
この研究成果については学会発表および学術論文として公表される予定です。
(7)費用について
この研究への参加謝礼はありません。
(8)問い合わせ等の連絡先
滋賀医科大学 救急・集中治療部(麻酔科) 松浪薫
住所:〒520-2192 滋賀県大津市瀬田月輪町
電話番号:077-548-2646
FAX:077-548-2929
メールアドレス:nami@belle.shiga-med.ac.jpy
〒520-2192
滋賀県大津市瀬田月輪町
TEL 077-548-2636(ICU)
TEL 077-548-2929(事務)
FAX 077-548-2648(ICU)
FAX 077-548-2929(事務)
MAIL hqqqicu@belle.shiga-med.ac.jp