平成25年2月3日(日)にホテルボストンプラザ草津において、「男女共同参画推進のための県民参加のシンポジウム」を開催しました。参加者は約70名でした。
本シンポジウムは、13時に馬場学長の開会の挨拶から始まり、第1部の基調講演では、「パラサイトシングル」と「婚活」という言葉をつくり、家族社会学でご活躍中の中央大学文学部 山田 昌弘 教授を迎え、「男女共同参画は、日本の希望」をテーマにご講演いただきました。
世界経済の状況と同様に、日本経済もニューエコノミーの時代を迎え、女性の労働市場での活用なしに日本の社会的発展はなく、労働現場における労働環境の柔軟な新システム作りが女性を受け入れる体制を整えるために必要であるとお話になりました。
14時45分から始まった第2部では、奈良県立医科大学 水野 文子 細菌学教室講師、京都府立医科大学 三沢 あき子 小児科学講師、本学附属病院 安藤 光子 看護師長、及び本学外科学講座 梅田 朋子 特任講師の4名のパネリストから、複数の社会的役割を持ちながら研究や臨床の医療分野で活躍されている現状の報告がありました。
その後、本学学長補佐(女性研究者支援担当)尾松 万里子 生理学講座准教授が座長を務めるパネルディスカッションを行い、山田教授を交えてパネリストと活発に意見を交換し、ディスカッション終盤においては、会場の参加者からの様々な意見や質問にも答えていただきました。
最後に谷川理事から、本シンポジウムの成果を男女共同参画推進に活かしていきたいとの挨拶があり、閉会を迎えました。
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中央大学文学部 山田 昌弘 教授による基調講演 |
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パネルディスカッションでの
意見交換の様子 |
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質疑応答の様子 |
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