立命館守山高校との高大連携事業では、連続講義の「医療基礎セミナー」の中で、例年夏休みに1日実習を実施しています。予定では15名の生徒が参加する予定でしたが、残念ながら体調不良等で9名の生徒の参加となり、今年は8月2日(金)に実習と病院見学を行いました。
授業の開始に先立ち、服部副学長からの挨拶の後、同校の先輩である医学科第1学年の本郷 真功君に、受験勉強の方法や入学後の学生生活について話してもらいました。特に、彼が本学を選択した理由は、「この高大連携事業の中でこの後講義いただく伊藤先生の話を聞いたから」というエピソードを披露し、会場を沸かせました。
1日実習では、午前に病理学講座伊藤准教授から「インフルエンザ」について、午後は杉原教授から「がんからみた医学」と題し授業がありました。それぞれの講義の後には、顕微鏡実習室でバーチャルスライドを使い、インフルエンザウイルスや、がんの組織について勉強しました。
引き続き、太田医師臨床教育センター長、小野副看護部長の引率で2班に分かれて病院見学に向かいました。
今井診療放射線技師長、牛尾主任診療放射線技師からCT装置や画像について、平岩リハビリテーション部副技士長からリハビリテーション部での活動について、小林医療サービス課長から病院の診療内容等について説明を受けました。
その他、5A病棟では、壁に描かれた「瀬田の森」を見学し、堀井副看護師長から小児科病棟での看護体制の工夫について説明を受けました。
また、スキルズラボでは、太田センター長、研修医の澤山医師から臨床実習で使用する高価な医療手技訓練用のシミュレーターや精密な装置について説明があり、それぞれの訪問先で興味深く見学していました。
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服部副学長の挨拶 |
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本郷 真功君 |
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生徒に質問する伊藤准教授 |
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杉原教授による講義 |
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D病棟屋上庭園見学の様子 |
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小児科院内学級見学の様子 |
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澤山医師による説明 |
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今井技師長による説明 |
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平岩副技士長による説明 |
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小林課長による説明 |
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