平成25年8月19日(月)本学臨床講義棟臨床講義室1において、本学主催、滋賀県教育委員会後援の「男女共同参画推進のための県民参加のシンポジウム」を開催しました。残暑が厳しい中、学外から18名、学内から50名、計68名の参加がありました。
本シンポジウムは、馬場学長の開会の挨拶の後、第1部の基調講演において、教育現場におけるジェンダー研究の先駆者である東京学芸大学学長 村松 泰子先生を講演者にお迎えし、「女性は理系離れしているのか?」をテーマにご講演いただきました。
本講演では、まず、村松先生ご自身が、高校受験時に「化学」専攻志望を文系へと変更した経緯とその時の家族の支援状況について言及され、ご自身のジェンダーバイアスの体験談から始まりました。その後、ご自身の研究グループで実施された教育現場におけるジェンダー調査・研究を基にお話しいただきました。
第2部は、本学学長補佐(女性研究者担当)尾松 万里子生理学講座准教授が座長を務めるパネルディスカッションを実施し、まず、パネリストの滋賀県立膳所高等学校の先生方より膳所高等学校の理系分野における教育内容などをご紹介いただき、その後同高等学校の生徒の方々より理系分野の選択の動機などについてお話しいただきました。本学学生からは、村松先生のご講演に関する質問などがあり、会場からの質疑と併せ、活発な意見交換が行われました。
最後に、谷川理事から今後理系を専攻する女性が増えることにより、科学立国である日本社会に良い影響を及ぼすでしょうとの挨拶があり、閉会しました。
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開会の挨拶 |
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会場の様子 |
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村松先生による基調講演 |
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パネルディスカッションの様子 |
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質疑応答の様子 |
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閉会の挨拶 |
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