これまではスーパーサイエンスハイスクール(コアSSH)として実施されてきた事業が、今年度からは「科学技術人材育成重点枠事業(コアSSH)『滋賀サイエンスプロジェクト』」に名称を変更し、8月11日(月)に実施されました。
コアSSHは膳所高校を中心に、虎姫高校、守山高校、石山高校、安曇川高校の連携高校で事業が実施されているもので、当日は県内の高校生27名(膳所14名・虎姫2名・守山3名・石山4名・安曇川4名)と、関係高校の教諭9名が本学を訪問しました。
開講にあたり、本学の堀池副学長から大学での授業内容についてのミニ講義があり、続いて膳所高校の草野 圭司校長先生より挨拶がありました。
午前中は「移植免疫のお話」と題し、病理学講座(疾患制御病理学部門)小笠原 一誠教授から講義がありました。講義後は高校生から専門的な質問が多く寄せられ、中には、実験に使用する動物についての質問があり、教授はその都度丁寧に説明されていました。
午後からは、「腸管神経系の観察とミュージアム見学」と題し、解剖学講座(神経形態学部門)相見 良成准教授からメダカを使っての実験が行われ、メダカの腸管神経系にあるNO作動性神経の染色に挑戦しました。
その後メディカルミュージアムを見学し、骨の標本や病理標本を手にとって観察するとともに、3D画像などを見て、骨の役割、骨の動き方やしくみについて勉強しました。
この実習には、医学科第5学年の前田 泰広君、同第3学年 鈴江 隆志君がアシスタントとして参加してくれました。
最後は、参加生徒・教諭一同揃って実習室で記念撮影を行い、各高校の枠を超えて交流が深まり、合わせて大学の授業を体験してもらう貴重な機会となりました。
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堀池副学長によるミニ講義 |
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膳所高校 草野校長先生の挨拶 |
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小笠原教授による講義 |
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質疑応答の様子 |
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相見准教授による実験の説明 |
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実験の様子 |
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実験の様子 |
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メディカルミュージアム見学の様子 |
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記念撮影 |
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