平成26年12月18日（木）に、ⅰＫＯＤＥプログラム（医・工・デザイン連携グローバルアントレプレナー育成プログラム）講演会（第３回）を開催しました。
今回の講演は、滋賀県工業技術総合センター 機械電子ご担当 山下誠児氏を講師にお招きし、「デザインのプロセスと３Ｄプリンタの活用」と題し、ご講演いただきました。
講演前半は、滋賀県工業技術センターの施設や活動などの紹介や３Ｄプリンタ機器に関する説明があり、医系とは異なる技術的な内容がメインでしたが、休憩時間に３Ｄプリンタの素材、３Ｄプリンタで作製された造形物のサンプルを見て、触ることができ、休憩時間にもかかわらず、山下氏と参加者の間で活発なディスカッションが行われました。
講演後半は、３Ｄプリンタによって実際に造形物が作製されていく過程の動画の投影に続いて「デザインのプロセス」にかかる現在の形、未来の形について説明があり、その形の変遷の要因のひとつに３Ｄプリンタがあるというまとめをされました。
講演の終わりには、本プログラムの受講生及び参加者に「コンセプト設計をしてみましょう」という宿題が出されましたが、これまではコンセプト設計を行っても、頭の中でのイメージでしかなかったものが、３Ｄプリンタを使用することによって「形にできる」という楽しみでもある宿題です。
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滋賀県工業技術総合センター
山下氏による講演 |
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３Ｄプリンタの素材や実際に作製された
造形物のサンプル |
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| 山下氏を取り囲んでディスカッション（休憩時間） |
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