6月25日(木)、ロイヤルオークホテルにおいて第22回滋賀医科大学関連病院長会議を開催し、来賓、県内外関連病院長、学内関係者の合計158名にご出席いただきました。
開会に際し、塩田 浩平学長の挨拶に続き、滋賀県知事の三日月 大造氏(代理)及び滋賀県病院協会会長の片岡慶正氏から祝辞が述べられた後、新役員、新副病院長等及び新任教授の紹介がありました。
続いて、松末 吉隆病院長の進行により、「地域医療ビジョンを考える」を議題に、厚生労働省医政局地域医療計画課 医師確保等地域医療対策室長の佐々木 昌弘氏から「地域医療構想(ビジョン)とは何か」の演題で講演が行われました。講演では、現在、社会保障と税の一体改革(少子化、医療、介護、年金及び消費税の10%への引き上げ)が進められている中で、10年後、患者数がどのようになるのかを念頭に各都道府県別に各病院、知事が地域医療構想を策定しなければならない等、具体的な説明がありました。
休憩後のパネルディスカッション「滋賀県における現状と今後の展開−病院の機能分化と連携−」では、村田 喜代史副病院長と山田 尚登副病院長の進行により、滋賀県健康医療福祉部次長の角野 文彦氏から「滋賀県地域医療構想の策定について」の演題で発表が行われ、滋賀県における現状と今後についてご説明いただいた後、滋賀県医師会顧問の笠原 吉孝氏から「滋賀県医師会から各病院に期待すること」、甲南病院院長の渡田 正二先生から「地域病院の役割」、ヴォーリズ記念病院院長の周防 正史先生から「在宅療養支援病院としての取り組み」、本学松末病院長から「大学病院の地域医療における役割」、本学藤野副病院長から「看護部門における地域との連携」についての発表があり、活発なディスカッションが行われました。
会議終了後の意見交換会では、滋賀県医師会会長の猪飼 剛氏から挨拶と乾盃の発声に続いて歓談に移り、県内外関連病院長と学内関係者が一堂に会して交流を深めました。
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塩田浩平学長の挨拶 |
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厚生労働省 佐々木氏による講演 |
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パネルディスカッションの様子 |
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会場の様子 |
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